2011年5月3日火曜日

パリの洗濯&バス・トイレ事情

昨日、コイオが日本からやって来たのでヴァレリーの家を出て、コイオの短期アパートに移ってきました。

コイオが既に見つけたアパートは借りることで話は進んでいますが、まだ契約には至らず鍵を受け取っていません。短期アパートは2週間の契約なのでその間に引っ越しをする予定。今週中に鍵がもらえれば、荷物を運んだり、新しいアパートに必要な物を買うなど、ちょっとは役に立てるのですが。

ところでこの短期アパートに来て再度認識したことですが、やっぱりパリの物件は狭い。アメリカはノースカロライナの田舎の家に慣れてしまった身としては、狭さや不便さを実感しない訳には行きません・・・。

まずは洗濯。

約6年前、アメリカでの仕事を辞めて帰国するに当たっての私の職場での挨拶はこう。「日本に戻って家族のリユニオンを果たすことはとても嬉しいけれど、唯一アメリカを去る上で悲しいことがあります。それは洗濯に関して。日本では乾燥機は通常使わない。使ったとしても電気代が高いから、天気が悪いとかどうしても乾かさないと行けない物があるときのみ。普段は洗濯後に洗濯物を外に干します。それゆえ洗濯はお天気次第で、雨が降ると洗濯物も溜まるし、干場にも困る。アメリカの24時間7日間いつでも洗えて、しかも洗濯機と乾燥機のボリュームも大きいから、週に一度にまとめて済んでしまうなんて訳には行かないのです。I will miss my American washer & drier!」

ま、こんな内容でありました。日本に帰れば当たり前に洗濯して干してはいましたけれど、やはりアメリカの洗濯事情が便利であることは変わらず。そして再び渡米して、楽ちんな生活を続けているわけです。

でもパリではそうは行きません。パリのスタンダードは、機械がやるのは洗濯まで。ここは日本と同じだけど、日本でも近頃は乾燥機もあるし浴室乾燥なんてシステムもあったりします。フランスでも恐らく郊外や地方で最近建てられた建築物なら、乾燥機があったり、洗濯乾燥機を持ってたりするのだと思いますが(売ってはいるから)、建物が古いパリではそうした物を置くスペースも限られています。外にも干せませんから、たいていは室内干し。ヴァレリーの家でも大物(シーツなど)は家では干せないから、クリーニングに出していました。

私がウン十年前にパリに住んでいたときのアパートは洗濯機も付いていなくて、会社で買ってもらいました。あのアパートのバスルームは、浴槽とトイレと洗面台が同じ場所にありました。ビデも付いていました。当時ヴァレリーが住んでいたアパートも浴槽はなかったけれどシャワーと、やはりビデがあったな。

今のヴァレリーの家も、この家も、浴室と洗面台は同じ部屋にあるけど、トイレは別室になっています。でもトイレには洗面台がないのです。いちいち浴室に戻って手を洗わないといけない・・・。

そう言えば、どちらもビデがないなぁ。もうフランス人もシャワーを浴びたりお風呂に入ったりするようになったから、ビデは不要になったのかしら・・・。

新しいコイオのアパートはどんななんでしょう・・・。

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