2010年12月27日月曜日

祝成功 - ポップオーバー

と言うことで、あの翌日(26日)、粉の量を半分の1カップに減らし、再度挑戦しました。

ところが・・・。

またしても膨らまなかった! どうしてなの~!
膨らまないポップオーバーが溜まる一方だけど、こっちだって意地になる。

そこで更に色々調査してみると、どうやら小麦粉の種類にも拠るよう。あるレシピには「強力粉は使うなかれ。薄力粉を使うべし」となっているのもある。別のレシピでは、強力粉と薄力粉半々・・・とか。

で、続いて、薄力粉と強力粉の半々で、あわせて1カップというレシピで再度挑戦する事にした。また、手早く種を型に注ぐため、これまでは玉じゃくしですくって型に入れていたのを止め、ジャグに入れて簡単に注げるようにした。これで膨らまなかったら、ノースカロライナの気圧ががおかしいとか、水が合わないとか(水は使ってないけど)、風土が合わないってことで、もう二度と作らないことにしようと、最後の挑戦。

結果は、じゃじゃじゃーん! とうとう膨らみました! 見かけはレストランレベル。但し中の空洞度はレストランで食したものよりちょっと劣りましたが、なかなかの結果。

うーん。思うに結局鍵となったのは粉の分量と種類かもしれません。次回挑戦するときは100%薄力粉でやってみまする。もしかしたら、100%薄力粉だったら、ポップオーバーの型じゃなくても、マフィン型でも膨らむかもね・・・。

ご興味のある方は、ポップオーバーの作り方(6個分)は下記の通り(もう暗記しちゃったよ!)

薄力粉 1カップ(240ccのカップね)
塩 小さじ2分の1
ベーキングパウダー 小さじ1
卵 3個 (常温に戻しておく事)
溶かしバター 大匙2 (大匙1は種に加え、大匙1は型に流し込む用)
牛乳 1カップ(240cc) 同じく常温(もしくはレンジでチンして常温に)

1.常温に戻した卵を泡立て器でよく溶き、常温の牛乳と溶かしバター大さじ1を加えてよくかき混ぜる。
2.薄力粉と塩とベーキングパウダーを一緒によく振るう。
3.上記を1の卵と牛乳に加え、軽く混ぜる。(だまが残っていてOK。) 30分~60分常温で寝かせる。⇒手早く型に移せるように、型に注ぐ前に注ぎ口のある軽量カップなどに移しておく。
4.オーブンを華氏450度にまで熱する。
5.型に軽くオイルを塗る。
6.熱したオーブンに型を入れて5分暖める。
7.オーブンから出した型に手早く溶かしバターを入れ、手早くポップオーバーの種を流し込む。(型の半分くらいになると思う。)
8.中段で450度で20分焼き、その後375度に落として更に15分焼く。

コツ

卵と牛乳は常温。
種は常温で寝かす。
粉は押さえつけたり、トントン落として密度をあげたりせずに、さくっとすくって、上を平たい物でそぎ落として1カップ。
熱い型に手早く種を注ぐ。
途中でオーブンを開けない。

これで大丈夫と思います。多分・・・。
一説には、卵の黄身を少なめにして、白身を多くしたほうが膨らむというレシピもありましたが。

ご興味のある方、一緒に試行錯誤してください。

私は・・・しばらくポップオーバーは見たくも、食べたくもありません・・・。

これは大して膨らまなかった失敗作。(味は悪くないのよ。)

こちらは成功した作品。


6 件のコメント:

  1. おめでとう! ちゃんと空洞ができてる~!
    で作りたいかって? 遠慮しとく。読み重ねるだけで疲れたわ。
    ははは!
    で、今日はTHちゃんちにいって、豚肉の煮込みを圧力鍋で作ってもらいに行く。そのお礼に私はバナナ・ナッツ・フレンチトースト(1晩寝かせたタネ)を持参。大きなキャセロール皿に用意して、肉を煮込んでいる間にオーブンで焼くんだ。そして、3ダンゴやご主人とも一緒に食する予定です。
    肉煮込みはTHちゃんが上手に作ることはもうわかっているので、この初めてトライするフレンチトーストのできばえがどんなものか今度報告するね。
    ではまた~。

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  2. あぁ、いいな、いいな。あの豚の角煮が食べられるのね。私もレシピ欲しいな・・・って、圧力釜も持ってないのに。
    ダイヤモンドのフライパンはもういいから、次は圧力釜をかってTHちゃんに作り方を教えてもらうかな。
    で、フレンチトーストのできばえは? 
    しかし、豚とフレンチトースト・・・なんちゅう取り合わせ。我が家でもよくありますけど(笑)。
    だいたい、コイオが着いたときは、タイ風スープ、サラダ、ポップオーバー、もち米で包んだ豚のシュウマイ・・・と、ミョウチクリンな取り合わせ(=有り合わせ)でありました・・・。

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  3. いやいや、角煮とフレンチトーストを合わせるのではなく、豚料理はお持ち帰り。お父ちゃんがお裾分けをいたく気に入って、圧力鍋を持ってない私はTHちゃんに作ってもらいにいくの。だから、空の大鍋持参です、肉と煮汁のお持ち帰り用に。で、作ってもらうお礼に私からフレンチトーストブランチを提供。というわけ。あと30分もしたらTH宅に行ってきま~す。

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  4. ・・・そっか、そんなヘンチクリンな取り合わせは、やっぱ我が家だけね。
    THちゃんにヨロシクね!

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  5. ところで、このPopover、写真で見るとカナダではプライムリブのローストにHorseradish と必ず一緒に出てくるスカスカのパンらしきもの、Yorkshire pudding にそっくり! でWikiってみたら、なんてことないアメリカのPopoverはイギリス発のYorkshire puddingがもともとベースだったレシピなんだって。違いは詳しく追求してないけど、頭の中では何となく落ち着いた。
    さて、これからナッツフレンチトーストの写真をFBにアップロードしてくるか。
    美味しくできたよ。クリスマスでちょい食べすぎだから、ホイップクリームは控えましょう、というTHちゃんのリクエストでクリームは用意しなかったのだけど、これはやっぱりクリーム付きが絶対お勧めだな~。
    (と、ご主人も私に合意した! 当たり前か、甘党の彼のことだから)

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  6. そうなんですよ。ポップオーバー(2)にも書いたんですけど、イギリスのヨークシャープディングとかオランダのダッチベイビー(お父ちゃん知らない?)と、元を辿れば同じみたい。
    祝ナッツフレンチトースト成功! 
    FBに写真を覗きにいくね!

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