2012年3月5日月曜日

もっとびっくりの話

さきほど、娘たちに下記のようなメールを発信いたしました。

キニコとシナコへ

じぃちゃんは去年の暮れだったか今年の始めにエコーで動脈瘤(Aneurysm)がお腹にあるのがわかり、土曜日に詳しい検査をしました。

エコーで見つかったときは3センチ台の大きさだったのが、土曜日の検査では4.7センチ。腎臓の近くにあって、手術で取るには非常に難しい場所であるため、手術で助かる可能性と失敗して死ぬ可能性が50%50%なので、今回は手術をしないで見送る事になったそう。6ヶ月後の9月に再び検査するそうです。動脈瘤は5センチを越えたら、何時破裂してもおかしくないらしく、破裂したら救急車を呼ぶ間もなく死亡するそう。

ということでじぃちゃんはこれからはドキドキしながら生きるそうです。
これまで通りテニスを続けていいですか、とお医者さんに聞いたら「あかん」と言われたら困るので、聞かなかったそうです。
おばあちゃんは「お葬式どうしよう・・・」と真面目に心配して、Hおじちゃんに相談したら、「そんなゲンの悪い事言うな」とたしなめられたとメールに書いて来たので、「備えあれば憂い無しだから考えておいたほうがいいんじゃない、何ならじぃちゃんのお葬式とばぁちゃんの生存葬を合同でやったらどう? グッドアイデアでしょ?」と提案しておきました。

とにかくママは「今死なれてもお金がないので帰れないから死なないように」と言っておきました。
でも「死んでからなんか来ていらん」そうです。「じゃあ今すぐは税金を払わないとあかんから、お金がなくて行けないので、もう少し生きて待っているように」とお願いしておきました。

周りのみんなは(ママを含めて)これまでじぃちゃんが寝たきりになるのを一番恐れていたので、これでじぃちゃんの寝たきりの可能性は限りなくゼロとなり、口には出さねど、内心胸を撫で下ろしているのではないでしょうか。

と言う事で、じぃちゃんが死んだらメールも書けないので、いまのうちにメールとか書いてあげてちょうだい。いい孫を演じていたら、遺産相続のチャンスもあるかもしれません。今のうちに取り入って、遺言に名前を書き入れてもらえるようにアピールしましょう。ライバルの孫はたくさんいるから軽視できませぬ。特にしょっちゅうじぃちゃんやばぁちゃんに会いに行ったり電話したりプレゼントを贈っている従兄弟のTは強敵でっせ。

ということで、ご連絡しておきます。

ママより

2 件のコメント:

  1. 動脈瘤か・・・。それも結構なスピードで大きくなってる。医者にダメと言われるにきまってるから、テニスをしていいかは聞かなかったというのは、さすがにジョダコ家のじぃちゃん!もうそれは貫禄の域ですね。
    うちの旦那は腎臓の一つが生まれたときから欠陥臓器で、ず~っと体液をじわじわ貯め続け(膨れ続け)、この症状が医者に発見されたときは「破裂したら即死です」と言われた。まぁ、彼の場合は手術で摘出できたんですけどね。
    ジョダコ家じぃちゃん、頑張れ!破裂するなよ!応援してるぞ。

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  2. ありがとう。心配は心配だけれど、だからと言って日本に帰ってずっと側にいると言うのは非現実的だし(そんなことしたら短気な父娘コンビだので喧嘩ばかりして余計に寿命を縮めるに違いない)、日本に帰る航空券の費用でiPadでも買ってあげて、スカイプで話せるようにでもしようかと検討中。ただしそんな文明の器機が使いこなせるか、Wifiの環境をどうやって設定して上げるか・・・目下調査中であります。

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