やはり搾取の先頭を切っている!?
メキシコでは他の発展途上国と同様に、値段交渉をするのは当たり前。
実はこの値段交渉が楽しくてしかたない。現地の人と駆け引きを通して関わる楽しさは、いかにも「外国」にいますって感じるがするじゃないですか。そして最終的に「得した!」と思う達成感はたまりません。実は得したと思わされて踊らされているだけかも知れませんが。
メキシコでの最初の駆け引きは、空港からホテルまでのタクシー料金。
空港には白タクの客引きもあるし、メキシコ政府公認のタクシー会社もあります。 タクシーを利用するならぼったくられる心配のない後者の窓口で料金を払うのがいいと、そして窓口によっても値段が違うかもしれないので交渉した方がいい、とチカエから事前に聞いていました。
到着後、白タクの客引きはやり過ごし、まずひとつ目の公認タクシー窓口でホテルまでの料金を聞いてみました。料金を尋ねるや否やタクシーチケットを切ろうとするので、「チケットはまだ切らないで。料金だけ教えて」と頼むと、「700ペソ」という答え。「ありがと」とだけ言って、お隣の窓口へ。そこでは「900ペソ」と言われました。更に離れた別の窓口で聞いてみたけれど、同じく900ペソ。
ペソを持っていなかったので、まずはATMを探しお金をおろしました。その後、また別の公認タクシー窓口の方へ向かって歩き始めると、その会社の客引きが寄って来て、
「タクシー?」
「幾ら?」
「900ペソ」との答え。
「じゃあいい。600だったら乗るけど」と言ってみると、ちょっと窓口と相談した後、あっという間に600ペソで商談成立。料金は前払い。窓口で600ペソを払いチケット(レシート)をもらいました。
もしかして、もっと安くなったのか・・・とは思いましたが、タクシーに乗ってチケットを見せると、
「えっ、600ペソなの!? それはいい値段交渉したね・・・」と寂しげに言われてしまいました。
と言うのも、この運転手さんにホテルまでの45分の道中に教えてもらったのですが、900ペソが平均的な料金らしいです。しかも運転手さんの固定給は1日あたり100ペソ(8ドルくらい)で、あとは乗客が支払った運賃の20%が取り分だそう。
ってことで、600ペソと言うのはどうやら破格値だったらしいです。
後から到着した友人たちも900〜1200ペソを払っていたので、どえらい交渉上手と思われております・・・。
その後はあまりサクセスストーリーはないんですけど、今日はPuerto Vallartaへお土産のショッピングに行くつもりなので、乞うご期待。
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