2012年3月20日火曜日

車が真っ黄色!

夕方外に出てみたら、一日運転しなかったオデッセイが真っ黄色!
よくよく見て見ると黄色い花粉に覆われています。

今朝方は激しい雷雨で車は綺麗に流されたはずなので、この花粉は半日で溜まったもの。

その後ジョダの散歩に出た時に、ところどころ今朝方の雨でできた水たまりに、黄色いチョークの粉のようなものが浮いています。げげげ、これ全部花粉?

これだけの量の花粉。一体どこから来るのだろう、と見渡してみても、花らしい花をつけた木はありません。更に見渡すと・・・。

10メートル以上はあるかと思われる背の高い松の木が、この辺りにはたくさん生えているのですが、その上の方で、一部の木に何やら黄色い花のような物が見えます。どの松の木にも花が咲いているわけじゃないですし、枝によっては花のつけたものと松の実をつけているものとまちまち。

えっ、松の木にも花が咲くの?

と思って、ネットで探してみたら、まさにこんな花が見えました。かなり高いところなので、これほどはっきり見えるわけではないのですが。

花粉の主はこれに違いないと思います。

ノースカロライナ州は沿岸部に位置しているため松が多いです。その昔、船底に塗られる松脂はノースカロライナの主な産業物だったのです。

シナコの大学、ノースカロライナ州立大学のニックネームはターヒールズ(Tar Heels)ですが、これは足の裏にべったりついた松脂を意味するもの。南北戦争時代に、ノースカロライナの兵隊はまるでタールが足の裏にべったりついているかのごとく粘り強く、簡単には退散しないことからついたあだ名から由来しています。

ノースカロライナ州立大学(UNC)と言えば、現在アメリカでは大学バスケットの優勝決定トーナメントが繰り広げられていますが、3月はこのバスケットの決定戦でアメリカ中が湧くことから、これらの試合を総称してMarch Madness(クレージーな3月)と呼ばれています。

そもそも余りスポーツに関心がないので、March Madnessもここ1年ほどで覚えた言葉に過ぎないのですが、今年はUNCが活躍しているので注目しています。と、言っても我が家にはテレビはないので、ネットで結果を見るだけですけど。私が応援するチームは負けると言うジンクスがあるから、見ない方がいいのかもしれません。

現段階でUNCはベスト16に残っています。UNCはMidwest地区のランキング1位なので、次の試合は同じ地区のランキング13位のオハイオ大学だから、これは勝つでしょう。

ちなみにUNCはそもそもバスケットの名門で、マイケルジョーダンもUNC出身なんですよね。

地元だしシナコの大学だし、健闘を祈っております。

2 件のコメント:

  1. 懐かしいトピックです。カナダで針葉樹に囲まれた生活をしていたのに、クルマが花粉で真黄色になる経験は、モントレーで初めて。あれはモントレーパインという松が原因でしたね。写真のようにまぁこんなにたわわに雄花をつけてくれると、そこから飛ぶ花粉の量もさぞかし・・・。
    バスケか。母校のビクトリア大学もカナダ国内でバスケが強い。在校中はちょい応援したこともあったけど、アメリカみたいに3月の狂気は発生しない。ま、シナコちゃんを通して縁ができたら、一つ応援してみるか。

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  2. モントレーでも花粉が降りましたっけ? 何故か私の記憶にはないのですが・・・。
    パシフィックグローブに住んでいたから? でも日中は学校に車を駐車していたのに・・・。

    ここの花粉は半端じゃないです。車のみならず、家のドアも真っ黄色。
    今のところ毎日夜中に雷雨で洗い流されているのが有り難いです。
    また3月だと言うのに毎日25度以上、ここ3日間は28度にまで上がりました。

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