昨日は、あまり効果はなさそうなものの、お守り代わりに「おりこう首輪」をしたまま、出掛ける30分前に子供用抗ヒスタミン剤のBenadrylシロップを与えました。
訓練の成果あって(?)、「入りなさい」と言うと素直にバッグの中に入ったので、おやつを与えてその隙にバッグのジッパーを閉めました。
空港までのタクシーの中で、バッグの中から爪でバッグを引っ掻くは、中からバッグを噛もうとするは、クンクンうるさいは・・・、こんな様子じゃカウンターでダメって追い返されるんじゃないか。仮にうまく受け入れられても、飛行機に乗っている間中、泣き叫ぶ子供の母親のように、こっちが泣きたくなるんじゃ。
ああもしかして、シナコの再来になるのか!
その昔、キニコが3歳半、シナコが1歳過ぎの時、アメリカのおばあちゃんの85歳の誕生日に日本から2人を連れて行った事がありました。アメリカのお父さんの具合が悪かったのでお見舞いも兼ねていたのですが。その時、ロスだったかサンフランシスコかの乗り換え地から目的地のオクラホマシティーまで、シナコは泣き叫びっぱなし・・・。
そんなことなら1250マイルの運転の方がマシかも・・・。空港から折り返して、車で出掛けるか・・・。
逡巡しながら車は空港に到着。
ジョダ入りバッグを持ち歩く間、ジョダが中でごそごそするので、バランスが悪い。
けれど観念したのか、何が何だかわからなくて戸惑っているのか(多分後者)、震えて静かにしておりました。
カウンターで「イヌとバッグを合わせた重さは?」と聞かれ、
「20ポンドです」と答えると、
「え、本当に?」
バッグがラージサイズだからか・・・。
思わず正直に「いえ、予約当初は20ポンドだったんですけど、ホリデー太りで・・・22ポンドほどです」と言うと、
「あはは、ホリデー太りね。そりゃいいわ。きっとスーツケースもホリデー太りしてるのね、たいていオーバーしてるものね」とは言われたものの、問題なく受け入れてもらいました。
セキュリティーを通るときは、ジョダはバッグから出さねばならず、私が抱っこして金属探知機を通りました。
このあと、素直にバッグに戻ってくれるのか心配しましたが、大丈夫。
基本的に犬をバッグから出してはいけないので、セキュリティーを出たところで、バッグの蓋をあけて、ジョダが頭を出せる状態にしたまま、出発の30分前まで過ごしました。その後搭乗口まで歩いて行くと、既に搭乗は始まってました。
座席は11列目、3席の窓際。座席の下にジョダのバッグを納めました。
到着30分程前に、トイレに席を立った際にお隣の席のおじさんと会話する機会がありました。
「どこまで行くの?」
「オクラホマまで行くんだけれど、イヌを連れてるから、ダラスまでで、そこに迎えに来てもらってるの」
「ほー、イヌを連れて来てるんだ」
「ええ、ここに」とジョダのバッグを指差すと、なんとこの人はその時までジョダをそこにいるのを知らなかったのです! それくらいジョダはおとなしくしてたのであります。
降りる時にこのおじさんには、「これまで会った中で一番の犬」とまで言ってもらい鼻高々。
オクラホマまでの3時間の車の中もおりこうさんでした。
ほんと、シナコよりずっとずっとおりこうさんでありました!
2011年12月28日水曜日
2011年12月26日月曜日
あほイヌ(2)
ペットショップに行きました。
が、やはり医薬品は販売してなかったです。
そこで、ペットショップの販売員のお姉さんが去年イヌを車に載せて旅行したときに効果があったと言う「おりこうになる首輪」と「おとなしくなるオヤツ」なるものを騙されて買って来ました。
ジョダはアレルギー持ちなので、当日初めて特殊な首輪と特殊なオヤツをやって、体調を崩してはいけないので、帰宅後すぐに両方を試してみました。
結果は・・・なんだか普段より興奮している模様。
私が荷造りでバタバタしたり、ジョダの餌を詰めたりしているので、興奮したのかもしれませんが。
明日のジョダ連れ旅行が「不安だ」とアメリカのお母さんに言うと、姪で動物病院に勤める人にすぐさま聞いてくれて、「子供用のBenadryl(抗ヒスタミン剤の入ったアレルギーの薬)が一番効果ある」のだそうです。アレルギー持ちのジョダには常備している薬なので、明日はおりこう首輪に加えて、Benadrylで攻める事に致します。
ジョダ、頼むから、明日は静かにしてね!
が、やはり医薬品は販売してなかったです。
そこで、ペットショップの販売員のお姉さんが去年イヌを車に載せて旅行したときに効果があったと言う「おりこうになる首輪」と「おとなしくなるオヤツ」なるものを騙されて買って来ました。
ジョダはアレルギー持ちなので、当日初めて特殊な首輪と特殊なオヤツをやって、体調を崩してはいけないので、帰宅後すぐに両方を試してみました。
結果は・・・なんだか普段より興奮している模様。
私が荷造りでバタバタしたり、ジョダの餌を詰めたりしているので、興奮したのかもしれませんが。
明日のジョダ連れ旅行が「不安だ」とアメリカのお母さんに言うと、姪で動物病院に勤める人にすぐさま聞いてくれて、「子供用のBenadryl(抗ヒスタミン剤の入ったアレルギーの薬)が一番効果ある」のだそうです。アレルギー持ちのジョダには常備している薬なので、明日はおりこう首輪に加えて、Benadrylで攻める事に致します。
ジョダ、頼むから、明日は静かにしてね!
あほイヌ
さっきキニコとシナコを空港まで送って帰って来たら・・・
こんなありさま。
オクラホマのお土産にと思って買っていたパネトーネ。
紙袋に入って私の寝室に置いてあったもの。缶に入って密閉されていたはずなのに・・・。
口に合わなかったのか、あまり食べてはいなかったものの・・・。
このパネトーネ、栗が入っていてめっちゃくちゃおいしいのです。(もったいないから救済できた部分は冷凍しました。)
ちょっと値が張るから自宅用には贅沢なのだけれど、以前人からもらって感激して、以来クリスマスシーズンにはWilliams Sonomaへ行って買うのであります。クリスマス過ぎるとセールしてるから狙い目。
今から行ってもうひとつ買って来よう・・・。でもあの時あと3個しか残ってなかったから、まだあるかな。
それにしても食事制限のはずが、こんなもの食べて・・・あいつは飛行機に乗りたくないのか!?
ジョダなりの反抗なのかもしれませぬ。
本当のところは、食事制限どころか、娘たちがおやつを一杯あげるものだから、ジョダはホリデー太り。マジで飛行機に乗れないかも。
しかもあのキャリーバッグを嫌がって入れるのも大変。もし息抜きにバッグを少し開けでもして、その隙にバッグから飛び出したら・・・収拾がつかなくなるんじゃとドキドキ。
おとなしくしてもらうために精神安定剤を処方してもらおうと今朝獣医さんに電話したら、今日はお休みで救急医の電話番号が案内されました。そちらにかけると、「かかりつけ医ではないのでこれまでのカルテがないですから、診療してからじゃないと処方できません。診療費は90ドル」と言われ断念。いはくペットショップでも今時はそう言う薬も売っているらしいので、今から行って来ます。
あーあ、もうちっと賢いイヌと思ったんだけど。
やっぱ飼い主に似るってか?
こんなありさま。
オクラホマのお土産にと思って買っていたパネトーネ。
紙袋に入って私の寝室に置いてあったもの。缶に入って密閉されていたはずなのに・・・。
口に合わなかったのか、あまり食べてはいなかったものの・・・。
このパネトーネ、栗が入っていてめっちゃくちゃおいしいのです。(もったいないから救済できた部分は冷凍しました。)
ちょっと値が張るから自宅用には贅沢なのだけれど、以前人からもらって感激して、以来クリスマスシーズンにはWilliams Sonomaへ行って買うのであります。クリスマス過ぎるとセールしてるから狙い目。
今から行ってもうひとつ買って来よう・・・。でもあの時あと3個しか残ってなかったから、まだあるかな。
それにしても食事制限のはずが、こんなもの食べて・・・あいつは飛行機に乗りたくないのか!?
ジョダなりの反抗なのかもしれませぬ。
本当のところは、食事制限どころか、娘たちがおやつを一杯あげるものだから、ジョダはホリデー太り。マジで飛行機に乗れないかも。
しかもあのキャリーバッグを嫌がって入れるのも大変。もし息抜きにバッグを少し開けでもして、その隙にバッグから飛び出したら・・・収拾がつかなくなるんじゃとドキドキ。
おとなしくしてもらうために精神安定剤を処方してもらおうと今朝獣医さんに電話したら、今日はお休みで救急医の電話番号が案内されました。そちらにかけると、「かかりつけ医ではないのでこれまでのカルテがないですから、診療してからじゃないと処方できません。診療費は90ドル」と言われ断念。いはくペットショップでも今時はそう言う薬も売っているらしいので、今から行って来ます。
あーあ、もうちっと賢いイヌと思ったんだけど。
やっぱ飼い主に似るってか?
2011年12月25日日曜日
クリスマス
今年は家族の写真もないし、面倒だし、もうクリスマスカード兼年賀状は出さず、電子カードだけを身近な人に出して、それでおしまいにするつもりだったのですが、イヴの朝にやっぱりカードを作ろうと思い立ちました。
初めて使うソフトだったし(MacBookに付いて来たやつ)、日本語版と英語版を作り、住所録を整理して・・・と結局ほぼ一日かかりの作業になったけれど、時間をかけて出した甲斐がありました。今日は朝から色んな人からメールで返信があり、こうして友人知人から便りがあって近況を知ることが出来るのがクリスマスカード/年賀状の醍醐味ですよね。
さて、いよいよ明日から娘たちは帰国。私はあさってオクラホマに出発ですが・・・食事制限して体重管理するはずのジョダは、娘たちがたくさんおやつをやって、逆にどんどん体重が増えております。
ペットショップに機内持ち込みペット用のキャリーバッグを買いに行きましたが、想定していたミディアムサイズのバッグにはジョダは収まりきらない事が判明。ラージサイズを買ったのですが、ラージの重さは4.6ポンドほど。バッグとジョダを合わせると、到底制限の20ポンドは軽く越えている・・・。
それにバッグに入れる犬の条件として、「バッグの中で立ち上がれる」ことなのですが、ジョダは体の割には背が高いのであります。ジャックラッセルと同じ胴体だけれど、短足のジャックラッセルとは違って、ラットテリアは足が長いのであります。だからラージサイズのバッグでもジョダは立ち上がる事はできないのですよねー。
てなわけで、もしかしたら明後日は空港で追い返されるかも・・・。
ま、そうなったらそうなったでいいかと思わせる要素がふたつほど。
その1。何故か電子レンジが今日から壊れている。壊れているというより、電源が全然入らない。ブレーカーが飛んでいるわけでもない。我が家の電子レンジはコンロの真上に備え付けてあるタイプのやつ。昨日の夜、二階の屋根裏でずっとごそごそって音がしてたのですよね。もしかしてリスかネズミが屋根裏にいて、配線を噛んだんじゃないか・・・と想像してるのだけれど。修理を呼ぶにも、明後日から不在だと、それもできない・・・。
その2。オクラホマ行きは何時のときも楽しみだったのですが、今回ばかりはそうは行きそうもありません。というのもベッツィーの離婚に加え、お母さんとベッツィーの折り合いが悪く、お母さんは精神的にかなり参っている。当のベッツィーも参っているのだけど。オクラホマに来ているはずのベッツィーも、お母さんには全く連絡を入れないらしく・・・。私もベッツィーに会いたかったけれど、彼女はきっと私がお母さんの側についていると思うだろうから、もしかしたら会えないかも。
私のアメリカの家族に関しては、一昔前までは仲良しだったのに、何時の頃からか色んな事で確執が出来始めて・・・。ひとつにはお金が絡んでいるのです。お母さんがもらっている娘たちの父親の遺族年金。娘たちは自分たちに権利があると言っているらしい。本当のところは私もわからないけれど、でもやっぱりお金はお母さんのものかなと。けれど娘たちは、再婚/再々婚をしたお母さんには、お父さんのお金をもらう権利などないと主張してるみたい。
姉のスーザーンには躁鬱病もあるし、妹のベッツィーのほうは今年の始めに卵巣と子宮の摘出手術を受けてホルモンバランスの崩れもあって余計に精神不安定なのだと思うし、彼女の息子のオースティンは同性愛者だってことを同じく今年の始めにカムアウトし。両親ともなんとかそれは受け入れられているようだけれど、とても優秀な大学に行っていたのにドロップアウトし、一旦は自宅に戻ったものの、父親のアンドリューは大学を辞めた事にすごく腹を立てていたので喧嘩ばかりとなり、結局オースティンはボーイフレンドのいる東海岸へ引越してしまいました・・・。
とにかく色んな事がいっぺんに起こって大変そう。だから今回は私は楽しみに行くと言うよりは、お母さんの話を聞きに行くって感じです。
ほんと、長い人生いろいろあらーな、ってのが今の正直な気持ちっす。
初めて使うソフトだったし(MacBookに付いて来たやつ)、日本語版と英語版を作り、住所録を整理して・・・と結局ほぼ一日かかりの作業になったけれど、時間をかけて出した甲斐がありました。今日は朝から色んな人からメールで返信があり、こうして友人知人から便りがあって近況を知ることが出来るのがクリスマスカード/年賀状の醍醐味ですよね。
さて、いよいよ明日から娘たちは帰国。私はあさってオクラホマに出発ですが・・・食事制限して体重管理するはずのジョダは、娘たちがたくさんおやつをやって、逆にどんどん体重が増えております。
ペットショップに機内持ち込みペット用のキャリーバッグを買いに行きましたが、想定していたミディアムサイズのバッグにはジョダは収まりきらない事が判明。ラージサイズを買ったのですが、ラージの重さは4.6ポンドほど。バッグとジョダを合わせると、到底制限の20ポンドは軽く越えている・・・。
それにバッグに入れる犬の条件として、「バッグの中で立ち上がれる」ことなのですが、ジョダは体の割には背が高いのであります。ジャックラッセルと同じ胴体だけれど、短足のジャックラッセルとは違って、ラットテリアは足が長いのであります。だからラージサイズのバッグでもジョダは立ち上がる事はできないのですよねー。
てなわけで、もしかしたら明後日は空港で追い返されるかも・・・。
ま、そうなったらそうなったでいいかと思わせる要素がふたつほど。
その1。何故か電子レンジが今日から壊れている。壊れているというより、電源が全然入らない。ブレーカーが飛んでいるわけでもない。我が家の電子レンジはコンロの真上に備え付けてあるタイプのやつ。昨日の夜、二階の屋根裏でずっとごそごそって音がしてたのですよね。もしかしてリスかネズミが屋根裏にいて、配線を噛んだんじゃないか・・・と想像してるのだけれど。修理を呼ぶにも、明後日から不在だと、それもできない・・・。
その2。オクラホマ行きは何時のときも楽しみだったのですが、今回ばかりはそうは行きそうもありません。というのもベッツィーの離婚に加え、お母さんとベッツィーの折り合いが悪く、お母さんは精神的にかなり参っている。当のベッツィーも参っているのだけど。オクラホマに来ているはずのベッツィーも、お母さんには全く連絡を入れないらしく・・・。私もベッツィーに会いたかったけれど、彼女はきっと私がお母さんの側についていると思うだろうから、もしかしたら会えないかも。
私のアメリカの家族に関しては、一昔前までは仲良しだったのに、何時の頃からか色んな事で確執が出来始めて・・・。ひとつにはお金が絡んでいるのです。お母さんがもらっている娘たちの父親の遺族年金。娘たちは自分たちに権利があると言っているらしい。本当のところは私もわからないけれど、でもやっぱりお金はお母さんのものかなと。けれど娘たちは、再婚/再々婚をしたお母さんには、お父さんのお金をもらう権利などないと主張してるみたい。
姉のスーザーンには躁鬱病もあるし、妹のベッツィーのほうは今年の始めに卵巣と子宮の摘出手術を受けてホルモンバランスの崩れもあって余計に精神不安定なのだと思うし、彼女の息子のオースティンは同性愛者だってことを同じく今年の始めにカムアウトし。両親ともなんとかそれは受け入れられているようだけれど、とても優秀な大学に行っていたのにドロップアウトし、一旦は自宅に戻ったものの、父親のアンドリューは大学を辞めた事にすごく腹を立てていたので喧嘩ばかりとなり、結局オースティンはボーイフレンドのいる東海岸へ引越してしまいました・・・。
とにかく色んな事がいっぺんに起こって大変そう。だから今回は私は楽しみに行くと言うよりは、お母さんの話を聞きに行くって感じです。
ほんと、長い人生いろいろあらーな、ってのが今の正直な気持ちっす。
2011年12月20日火曜日
冬休み(2)
ジョダを連れてオクラホマへと計画したものの、1250マイルの21時間余りを思うと、ぞっとして本当にそんなことが可能だろうかとしばしば不安になるのでありました。
これまでに900マイル余りは1日で走行した事はありましたが、あれは少なくとも今までよりは若かりし日。加えて乗客はなく私一人での走行。
対して今度はジョダという乗客があり、しばしばトイレ休憩は要するわ、運転中にうるさいかもしれないから気は散るわ・・・。いろいろと不安要素があるのであります。また往復するにしても、最長で現地でゆっくりできるのは中6日。
考えれば考えるほど無謀に思え、オクラホマ行きを取りやめるかと思いきや、一人でダーラムで過ごすのもあまりに寂しいし、アメリカのお母さんも楽しみにしているし。加えて、実は妹のBetsyがどうやら離婚と言う話になっていて・・・仲いい夫婦だっただけに私自身も非常に残念に思っているのだけれど、その辺の事情も聞いてみたいし・・・そんなこんなで、オクラホマ行きを簡単にはあきらめられない気分でもあったのです。
そもそもジョダは飛行機に機内持ち込みはできないと、以前調査したときの記憶ベースで決めつけていたのですが、念のため再度調べてみる事にしました。
すると機内持ち込みのペットの体重は、キャリー用のバッグの重量も含めて20ポンドが限度と言う事がわかりました。
機内持ち込みが認定されているキャリーバッグで一番軽いものを調べたら、3.6ポンドのものが見つかりました。
そこで、すぐさまジョダの体重を計ってみたら・・・最近は長期でペットホテルに預けられていたのが効を奏してか、体重が減って16.3ポンド。合わせて19.9ポンド!! これなら機内持ち込みが出来るではありませんか! (調査したころはもっと太っていたのかもしれません。)
但し、機内に持ち込めるペットの総数に限りがあるので、先もってエアラインにペット持ち込みの予約をしておかなければ必ずしも持ち込める保証はありません。オクラホマに行くにはダーラムからは乗り換え便となり、これでは長時間になってジョダが可哀想。テキサスのダラスまでなら直行便があるので、ダラスまで迎えに来てもらうことで話は決まりました。(オクラホマシティーからダラスまでは車で3時間余り。)
ダーラムからダラスまでの直行便があるアメリカン航空に電話をしました。一番安いチケットでも650ドルは下らなかったのです(高過ぎて二の足を踏みました)が、持ち合わせたマイル数でチケットはカバーする事はできました。
機内持ち込みのペットの料金は片道125ドル。結局、支払いはジョダの往復料金の250ドルで済みました。
流石に1250マイルの道のりは、まさに「老体に鞭」、もしくは「年寄りの冷や水」に近い状態だったので、飛行機で行ける事になってほっとしています。
今日から出発日までは、試合前のボクサーのごとく、ジョダ君には徹底的な食事制限が課せられそうです。
これまでに900マイル余りは1日で走行した事はありましたが、あれは少なくとも今までよりは若かりし日。加えて乗客はなく私一人での走行。
対して今度はジョダという乗客があり、しばしばトイレ休憩は要するわ、運転中にうるさいかもしれないから気は散るわ・・・。いろいろと不安要素があるのであります。また往復するにしても、最長で現地でゆっくりできるのは中6日。
考えれば考えるほど無謀に思え、オクラホマ行きを取りやめるかと思いきや、一人でダーラムで過ごすのもあまりに寂しいし、アメリカのお母さんも楽しみにしているし。加えて、実は妹のBetsyがどうやら離婚と言う話になっていて・・・仲いい夫婦だっただけに私自身も非常に残念に思っているのだけれど、その辺の事情も聞いてみたいし・・・そんなこんなで、オクラホマ行きを簡単にはあきらめられない気分でもあったのです。
そもそもジョダは飛行機に機内持ち込みはできないと、以前調査したときの記憶ベースで決めつけていたのですが、念のため再度調べてみる事にしました。
すると機内持ち込みのペットの体重は、キャリー用のバッグの重量も含めて20ポンドが限度と言う事がわかりました。
機内持ち込みが認定されているキャリーバッグで一番軽いものを調べたら、3.6ポンドのものが見つかりました。
そこで、すぐさまジョダの体重を計ってみたら・・・最近は長期でペットホテルに預けられていたのが効を奏してか、体重が減って16.3ポンド。合わせて19.9ポンド!! これなら機内持ち込みが出来るではありませんか! (調査したころはもっと太っていたのかもしれません。)
但し、機内に持ち込めるペットの総数に限りがあるので、先もってエアラインにペット持ち込みの予約をしておかなければ必ずしも持ち込める保証はありません。オクラホマに行くにはダーラムからは乗り換え便となり、これでは長時間になってジョダが可哀想。テキサスのダラスまでなら直行便があるので、ダラスまで迎えに来てもらうことで話は決まりました。(オクラホマシティーからダラスまでは車で3時間余り。)
ダーラムからダラスまでの直行便があるアメリカン航空に電話をしました。一番安いチケットでも650ドルは下らなかったのです(高過ぎて二の足を踏みました)が、持ち合わせたマイル数でチケットはカバーする事はできました。
機内持ち込みのペットの料金は片道125ドル。結局、支払いはジョダの往復料金の250ドルで済みました。
流石に1250マイルの道のりは、まさに「老体に鞭」、もしくは「年寄りの冷や水」に近い状態だったので、飛行機で行ける事になってほっとしています。
今日から出発日までは、試合前のボクサーのごとく、ジョダ君には徹底的な食事制限が課せられそうです。
2011年12月7日水曜日
冬休み
サンクスギビングが終わったと思った途端、街はクリスマス一色になっています。
実際あと10日足らずでシナコは冬休みに突入して帰宅しますし、キニコも22日に帰宅予定。
今年の冬休み、2人の娘は26日から日本へ帰省し1月6日まで滞在。
コイオもパリから日本へ帰省し2日まで滞在。
ただ一人私だけがアメリカにジョダと居残りです。
居残りの理由は、
(1)ジョダを預けまくっているので、自分が日本で楽しむためにまで預けるのはかわいそう。
(2)日本円の銀行残高が少な過ぎて、日本で弾けることができない。
正直なところ、(1)よりは(2)の方が大きな要因か(笑)。
てなわけで、私一人が寂しくアメリカで年末年始を過ごす訳ですが、それじゃぁあまりに悲しすぎる。
そんなことをぼやいていたら、アメリカのお母さんから、「じゃぁ、是非オクラホマに遊びに来なさい」とのお誘い。
確かにオクラホマにはもう7年ほど行っていないし、一人でノースカロライナでお正月を過ごすのもつまらないし、妹のベッツィーもアリゾナから来るというし。
ジョダ連れで行ってもいいのならと言う条件で聞いてみたら、
「サンルームからは裏庭に出られる犬用の出入り口もあるし、裏庭にはフェンスもあるから、大丈夫よ!」と言う回答。
と言う事で、「じゃあ、行くわ」と返答したものの・・・。
今日、その距離をGoogle Mapで調べてみたら・・・。
走行距離 1250マイル(=2000キロ)
走行時間 21時間弱
と、出たではありませんか・・・。
う〜ん。
行くって言ったんだけど・・・。
ちょ、ちょっと、二の足を踏みそうになっております・・・。
実際あと10日足らずでシナコは冬休みに突入して帰宅しますし、キニコも22日に帰宅予定。
今年の冬休み、2人の娘は26日から日本へ帰省し1月6日まで滞在。
コイオもパリから日本へ帰省し2日まで滞在。
ただ一人私だけがアメリカにジョダと居残りです。
居残りの理由は、
(1)ジョダを預けまくっているので、自分が日本で楽しむためにまで預けるのはかわいそう。
(2)日本円の銀行残高が少な過ぎて、日本で弾けることができない。
正直なところ、(1)よりは(2)の方が大きな要因か(笑)。
てなわけで、私一人が寂しくアメリカで年末年始を過ごす訳ですが、それじゃぁあまりに悲しすぎる。
そんなことをぼやいていたら、アメリカのお母さんから、「じゃぁ、是非オクラホマに遊びに来なさい」とのお誘い。
確かにオクラホマにはもう7年ほど行っていないし、一人でノースカロライナでお正月を過ごすのもつまらないし、妹のベッツィーもアリゾナから来るというし。
ジョダ連れで行ってもいいのならと言う条件で聞いてみたら、
「サンルームからは裏庭に出られる犬用の出入り口もあるし、裏庭にはフェンスもあるから、大丈夫よ!」と言う回答。
と言う事で、「じゃあ、行くわ」と返答したものの・・・。
今日、その距離をGoogle Mapで調べてみたら・・・。
走行距離 1250マイル(=2000キロ)
走行時間 21時間弱
と、出たではありませんか・・・。
う〜ん。
行くって言ったんだけど・・・。
ちょ、ちょっと、二の足を踏みそうになっております・・・。
2011年10月8日土曜日
ジョダとケンネル
今週は2日間、近場で仕事があり、朝が早い会議だったので泊まりで出かけ、ジョダは例のケンネルに預けました。
連れて行った時も嬉しそうに自分から引っ張って中へ入り、スタッフがジョダを迎えに来ると、尻尾を振って脇目もふらず奥へ入って行きました。
2日後に迎えに行ったときの事。窓口の女性が言いました。
「次からは、ジョーダンを公園に連れて行きたいと女の子たちが言うのですけど、許可してもらえるでしょうか?」
ここでは、奥で犬の世話をしているスタッフのことを「女の子たち」と呼んでいます。
「公園!? そんな、願ってもない! どしどし連れて行ってください!」
「それは良かった。長期になるとやっぱりたまには外に連れ出した方がいいですからね」
そう話していると、二人の「女の子たち」がジョダを連れて出て来て、
「あ、公園の話、聞いてもらえました? 連れて行っていいですか?」
「勿論です、ありがたいわー!」
どうやらジョダは女の子たちに可愛がられている模様。
あー良かった、これで今後は安心して仕事に出られます。
(若い女の子たちに囲まれて、案外うちに居るより幸せだったりして・・・。)
連れて行った時も嬉しそうに自分から引っ張って中へ入り、スタッフがジョダを迎えに来ると、尻尾を振って脇目もふらず奥へ入って行きました。
2日後に迎えに行ったときの事。窓口の女性が言いました。
「次からは、ジョーダンを公園に連れて行きたいと女の子たちが言うのですけど、許可してもらえるでしょうか?」
ここでは、奥で犬の世話をしているスタッフのことを「女の子たち」と呼んでいます。
「公園!? そんな、願ってもない! どしどし連れて行ってください!」
「それは良かった。長期になるとやっぱりたまには外に連れ出した方がいいですからね」
そう話していると、二人の「女の子たち」がジョダを連れて出て来て、
「あ、公園の話、聞いてもらえました? 連れて行っていいですか?」
「勿論です、ありがたいわー!」
どうやらジョダは女の子たちに可愛がられている模様。
あー良かった、これで今後は安心して仕事に出られます。
(若い女の子たちに囲まれて、案外うちに居るより幸せだったりして・・・。)
2011年9月22日木曜日
帰宅しました
飛行機や空港でのトラブルもなく、昨夜の帰宅はスムーズでした。
帰るとダーラムはかなりの雨。気温は生温い感じ。
今朝は頑張って早起きしてジョダをケンネル(=ペットホテル)へ迎えに行きました。首もすっかり完治して元気でした。帰宅してもいつもと全く変わらぬ様子。
今後はいつもケンネルにお願いすることになりそうだから、ちょっと不安で、そこのマネージャーやスタッフに「ジョダもここを気に入っているし、ここが悪いという訳じゃないけれど、やはり長期となると心配だから、何か妙案はないでしょうか、スタッフが夜や週末に家に連れて帰ってくれるなんて可能ですか」と相談してみました。
マネージャーの答えは、まずスタッフが連れ帰ることはできない。加えて、犬にとってもあちこち場所が変わるよりも同じところにずっといた方が精神的にも落ち着きますよ、とのこと。犬の世話をしてくれている女の子も、「私たちもジョダには通常以上に気を配るようにしていますし、特にアンなんかジョダのこと大好きですから。」
アンと言うのは、自分の犬を仕事場に連れて来ていて、その犬とジョダを遊ばせてることを提案してくれた女の子です。
そう言う話を聞いて、ここだったら長期でも大丈夫かなと安心できました。引越して来た当初は、ケンネルにいきなり長期間入れられたのがジョダにも初めての体験で、それ故のストレスもかなりあったようですが、今はジョダも常連になって、ケンネルにも慣れたから今後は大丈夫かな。
・・・と自分に言い訳。
悪いけれど、今後は仕事の度にジョダにはケンネルで我慢してもらいますわ・・・。
帰るとダーラムはかなりの雨。気温は生温い感じ。
今朝は頑張って早起きしてジョダをケンネル(=ペットホテル)へ迎えに行きました。首もすっかり完治して元気でした。帰宅してもいつもと全く変わらぬ様子。
今後はいつもケンネルにお願いすることになりそうだから、ちょっと不安で、そこのマネージャーやスタッフに「ジョダもここを気に入っているし、ここが悪いという訳じゃないけれど、やはり長期となると心配だから、何か妙案はないでしょうか、スタッフが夜や週末に家に連れて帰ってくれるなんて可能ですか」と相談してみました。
マネージャーの答えは、まずスタッフが連れ帰ることはできない。加えて、犬にとってもあちこち場所が変わるよりも同じところにずっといた方が精神的にも落ち着きますよ、とのこと。犬の世話をしてくれている女の子も、「私たちもジョダには通常以上に気を配るようにしていますし、特にアンなんかジョダのこと大好きですから。」
アンと言うのは、自分の犬を仕事場に連れて来ていて、その犬とジョダを遊ばせてることを提案してくれた女の子です。
そう言う話を聞いて、ここだったら長期でも大丈夫かなと安心できました。引越して来た当初は、ケンネルにいきなり長期間入れられたのがジョダにも初めての体験で、それ故のストレスもかなりあったようですが、今はジョダも常連になって、ケンネルにも慣れたから今後は大丈夫かな。
・・・と自分に言い訳。
悪いけれど、今後は仕事の度にジョダにはケンネルで我慢してもらいますわ・・・。
2011年9月10日土曜日
出入り禁止
今日は悲しいお知らせです。
悲しいって、悲しんでいるのは私とジョダなんですけども。
仕事柄、家を長期で空けることが多いので、その度に長期でペットホテルの預けるのは忍びなく、犬を2匹飼っていて子供が3人いる知人の家にジョダを預かってもらうようになって1年弱になろうとしています。
今回も同様にジョダを預けて仕事に出たのですが・・・ジョダが家の中で何度もおしっこをすると連絡を受けました。当初は例の頸部の神経の圧迫で受けた注射のせいで頻尿になっているからかと良心的に解釈しようとしてくれたのですが、外でおしっこをさせて戻って来てすぐにカーペットの上でおしっこをしたり・・・。
その後、まだ脚に痛みもありそうな様子でもあったので獣医さんにも連れて行ってもらったのですが、首の方は全く問題なく痛みもなく完治と言うことで帰って来ました。ところがまたすぐにソファーや他の犬のベッドの上やドアの入口におしっこをひっかけるのだそうです。
実は私には言わないでくれていたのですが、ジョダを預け始めた当初から、2週間に1度くらいの割合で「粗相」をしていたのだそうです。でもそれは単なるアクシデントだろうと良心的に解釈してくれていたのですが、ここのところ毎日のよう家の中でおしっこをする。散歩から帰ってすぐにするし、量も少なく、もうこれはマーキングと言うより他にはなさそうなのです。
獣医さんにも相談してくれましたが、やはりジョダは他の2匹の犬に対して優勢を示そうとマーキングをしているようです。唯一の手だてはジョダをBehavior therapy、つまり躾の訓練に出すくらいしかなく、その為には私でなく彼女が訓練に連れて行かねばなりません。勿論ただでさえ3人の子供達の送り迎えで忙しい彼女にそんなことをお願いできるはずもありません。
家の中でジョダから目を離す訳にも行かず、見てられない時は小屋に入れるものの、ジョダは出せ出せと言わんばかりに吠えるし、精魂尽き果てたと言う様子でした。
彼女の大変さはもう十分に理解できますし、これまで本当によく我慢してくれたと思います。これ以上このお宅にお願いする訳にもいかず、哀れジョダは昨日よりペットホテルへ移動となりました。
慰めは、引越して来た当初とは違い、このペットホテルにも随分とジョダは馴染んだので(この家族が週末出かけるとか、用事があってジョダの面倒が見られない時は、いつもこのホテルを利用していました)、スタッフも常連のジョダを覚えてくれて、かなり可愛がってくれています。この前はスタッフの女の子の一人が、「私はいつも自分の犬を連れて働きにくるから、良かったらジョダと遊ばせますよ」と言ってくれました。通常はお客さんの犬とは一緒にしないそうですが、お客さんから要望があれば一緒にするということで、ジョダは他の犬と遊ぶのが好きなので、良い息抜きになると思います。
と言うことで、また誰か他に見つからない限りは、今後はペットホテルにばかりお世話になることになりそうです・・・。
悲しいって、悲しんでいるのは私とジョダなんですけども。
仕事柄、家を長期で空けることが多いので、その度に長期でペットホテルの預けるのは忍びなく、犬を2匹飼っていて子供が3人いる知人の家にジョダを預かってもらうようになって1年弱になろうとしています。
今回も同様にジョダを預けて仕事に出たのですが・・・ジョダが家の中で何度もおしっこをすると連絡を受けました。当初は例の頸部の神経の圧迫で受けた注射のせいで頻尿になっているからかと良心的に解釈しようとしてくれたのですが、外でおしっこをさせて戻って来てすぐにカーペットの上でおしっこをしたり・・・。
その後、まだ脚に痛みもありそうな様子でもあったので獣医さんにも連れて行ってもらったのですが、首の方は全く問題なく痛みもなく完治と言うことで帰って来ました。ところがまたすぐにソファーや他の犬のベッドの上やドアの入口におしっこをひっかけるのだそうです。
実は私には言わないでくれていたのですが、ジョダを預け始めた当初から、2週間に1度くらいの割合で「粗相」をしていたのだそうです。でもそれは単なるアクシデントだろうと良心的に解釈してくれていたのですが、ここのところ毎日のよう家の中でおしっこをする。散歩から帰ってすぐにするし、量も少なく、もうこれはマーキングと言うより他にはなさそうなのです。
獣医さんにも相談してくれましたが、やはりジョダは他の2匹の犬に対して優勢を示そうとマーキングをしているようです。唯一の手だてはジョダをBehavior therapy、つまり躾の訓練に出すくらいしかなく、その為には私でなく彼女が訓練に連れて行かねばなりません。勿論ただでさえ3人の子供達の送り迎えで忙しい彼女にそんなことをお願いできるはずもありません。
家の中でジョダから目を離す訳にも行かず、見てられない時は小屋に入れるものの、ジョダは出せ出せと言わんばかりに吠えるし、精魂尽き果てたと言う様子でした。
彼女の大変さはもう十分に理解できますし、これまで本当によく我慢してくれたと思います。これ以上このお宅にお願いする訳にもいかず、哀れジョダは昨日よりペットホテルへ移動となりました。
慰めは、引越して来た当初とは違い、このペットホテルにも随分とジョダは馴染んだので(この家族が週末出かけるとか、用事があってジョダの面倒が見られない時は、いつもこのホテルを利用していました)、スタッフも常連のジョダを覚えてくれて、かなり可愛がってくれています。この前はスタッフの女の子の一人が、「私はいつも自分の犬を連れて働きにくるから、良かったらジョダと遊ばせますよ」と言ってくれました。通常はお客さんの犬とは一緒にしないそうですが、お客さんから要望があれば一緒にするということで、ジョダは他の犬と遊ぶのが好きなので、良い息抜きになると思います。
と言うことで、また誰か他に見つからない限りは、今後はペットホテルにばかりお世話になることになりそうです・・・。
2011年8月23日火曜日
ジョダ その後
注射を打った翌朝は、まだ外に連れ出してもトボトボ歩き。ホントに大丈夫かなぁと心配したけれど、午後になったら、家の中でも私の後をついて歩くようにはなった。注射をしたら、おしっこの回数が増えるから頻繁に外に出すようにと言われていたので、3時間おきに外に出していた。朝はトボトボ歩きだったのが、夕方くらいには早歩きくらいにはなった。
また今日から仕事で家を空けることになったので、その日の夜からは友人の家にジョダを預けた。病気の犬を預かってもらえるか心配だったけど、二つ返事でOKしてもらえて良かった。いつもだったらそこの犬達と走り回るところだが、じゃれ合いはしたものの流石に走り回りはしなかった。
ところが昨日の夜、地元での仕事の帰りにそのお宅に寄ってみたら、ジョダは全然普通になって走り回っていた。注射が効いて来たのか、本当に治ったのかよくわからないけれど、まずは良かった。
私の顔を見て3匹の犬が寄って来た。しばらく頭をなでて、「じゃあね、バイバイ。家の中に入りなさい」と促したら、3匹揃ってさっさか家に入っていった。ドア越しに見てたけど、ジョダもまったく未練のない様子で、さっさか嬉しそうに駆けて行った。振り返りもせず・・・。
なんだかちょっぴり寂しいけど、いつも預けてばかりで罪悪感を感じているだけに、すっかりこの家の一員になってる様子に一安心。
また今日から仕事で家を空けることになったので、その日の夜からは友人の家にジョダを預けた。病気の犬を預かってもらえるか心配だったけど、二つ返事でOKしてもらえて良かった。いつもだったらそこの犬達と走り回るところだが、じゃれ合いはしたものの流石に走り回りはしなかった。
ところが昨日の夜、地元での仕事の帰りにそのお宅に寄ってみたら、ジョダは全然普通になって走り回っていた。注射が効いて来たのか、本当に治ったのかよくわからないけれど、まずは良かった。
私の顔を見て3匹の犬が寄って来た。しばらく頭をなでて、「じゃあね、バイバイ。家の中に入りなさい」と促したら、3匹揃ってさっさか家に入っていった。ドア越しに見てたけど、ジョダもまったく未練のない様子で、さっさか嬉しそうに駆けて行った。振り返りもせず・・・。
なんだかちょっぴり寂しいけど、いつも預けてばかりで罪悪感を感じているだけに、すっかりこの家の一員になってる様子に一安心。
2011年8月20日土曜日
かわいそうなジョダ
今朝、散歩に連れて行ったらジョダが歩かないで座り込んでしまう。様子が変なので家に連れ帰って、朝ご飯をあげたのに、半分も食べないで残した。
イヤシ犬のジョダがえさを食べないなんて前代未聞。すぐに床に寝転んでしまうし、これはもう病気としか考えられない。今日は土曜日で獣医さんも午前中しかやっていないから、慌ててジョダを連れて行った。
獣医さんはジョダを見るや否や、「この犬はいつもこんな風に右足を上げて、首を下に向けているの?」
見ると確かに片足を持ち上げて、下向き加減。
「普段は首を上げてキョロキョロしてますか?」
「してます。ホントだ、片足上げてますね・・・」その時まで全然気づきませんでした。
診断は頸根絞扼とでも言うのでしょうか。頸椎の神経の中で前足の方に行くやつが圧迫されているそうです。これは首をぎゅっと引っ張ったり、高いところから飛び降りたり、飛び乗ったりしたらなるらしい。ある犬はいつも外に出るのにスライドドアを自分の鼻で押し開けていてなったそう。
ジョダの場合は、確かにいつも私のベッドに飛び乗ったり飛び降りたりしていた。そう言えば昨夜も一昨日の夜も、私がベッドに入ってもいつまでもベッドに上がって来ずにベッドの下にいた。しばらく預けていたから、すねてるのかなと思っていたのだが、痛かったんだね。
副腎皮質ホルモンの注射を打ってもらい、朝晩飲ませる痛み止めの薬を7日分もらった。注射は6日後くらいから効果が現れるそうだが、注射のせいで排尿が頻繁になるらしいので、何回も外に出してくださいと言われた。また薬は飲むと眠たくなるらしい。
今後は首輪は禁止で胴体に付けるハーネスタイプに変えること、ソファーやベッドに乗せては行けない、見はっていられないときは犬小屋に入れるなどすること、階段の上り下りもさせないこと、だそうです・・・。
加えて、5月に予防接種を受けた時から3ヶ月で体重が1.5キロも増えていることも要因だそう。そうなのですよね。一昨日、ペットホテルにジョダを迎えに行って、あまりに丸々していたからびっくりしたのです。運動不足で太ってしまったのだと思います。
家に連れ帰って、早速痛み止めの薬を与えましたが、その後はまるで老犬のごとく。おしっこに外に出しても歩いてくれないから、抱っこして、降ろしたところで「Go potty(おしっこしなさい)」って言うと、そのままジャー。それを夕方まで何回か繰り返し、夕方は、今日はうんちをしてないので無理矢理散歩に連れ出しました。帰ろうとするのを無理矢理とぼとぼ歩かせて、しばらくするとうんちをしてくれました。家に帰って餌をあげたら、今度は全部食べたし、水も飲んだので、ちょっとは良くなったか?
けどほーんとによたよたで、すぐ寝そべってしまいます。痛そうには見えないけれど、とってもしんどそう。
お医者さんからは、「週末だから、何かあったら電話しなさい」と自宅の電話は教えてもらうし、「月曜日には経過を報告してください」って言われてるのですが・・・そんな重傷なのかな。
たしかにこれまでになかったよたよたぶりです。
あらら・・・私がこうして二階でコンピュータに向かっていたら、下で寝ていたはずのジョダが階段を上がって来てしまった・・・。階段をあがらせちゃいけないって言われてたのに。これから抱っこして、外に出しておしっこさせて、また抱いて上がって来て寝させますわ。重病人で大変だ。あ、重病犬だった。
あ、ちなみに、シナコさんですが、今日から大学の寮に戻られました。
我が家には静寂が戻りました。
イヤシ犬のジョダがえさを食べないなんて前代未聞。すぐに床に寝転んでしまうし、これはもう病気としか考えられない。今日は土曜日で獣医さんも午前中しかやっていないから、慌ててジョダを連れて行った。
獣医さんはジョダを見るや否や、「この犬はいつもこんな風に右足を上げて、首を下に向けているの?」
見ると確かに片足を持ち上げて、下向き加減。
「普段は首を上げてキョロキョロしてますか?」
「してます。ホントだ、片足上げてますね・・・」その時まで全然気づきませんでした。
診断は頸根絞扼とでも言うのでしょうか。頸椎の神経の中で前足の方に行くやつが圧迫されているそうです。これは首をぎゅっと引っ張ったり、高いところから飛び降りたり、飛び乗ったりしたらなるらしい。ある犬はいつも外に出るのにスライドドアを自分の鼻で押し開けていてなったそう。
ジョダの場合は、確かにいつも私のベッドに飛び乗ったり飛び降りたりしていた。そう言えば昨夜も一昨日の夜も、私がベッドに入ってもいつまでもベッドに上がって来ずにベッドの下にいた。しばらく預けていたから、すねてるのかなと思っていたのだが、痛かったんだね。
副腎皮質ホルモンの注射を打ってもらい、朝晩飲ませる痛み止めの薬を7日分もらった。注射は6日後くらいから効果が現れるそうだが、注射のせいで排尿が頻繁になるらしいので、何回も外に出してくださいと言われた。また薬は飲むと眠たくなるらしい。
今後は首輪は禁止で胴体に付けるハーネスタイプに変えること、ソファーやベッドに乗せては行けない、見はっていられないときは犬小屋に入れるなどすること、階段の上り下りもさせないこと、だそうです・・・。
加えて、5月に予防接種を受けた時から3ヶ月で体重が1.5キロも増えていることも要因だそう。そうなのですよね。一昨日、ペットホテルにジョダを迎えに行って、あまりに丸々していたからびっくりしたのです。運動不足で太ってしまったのだと思います。
家に連れ帰って、早速痛み止めの薬を与えましたが、その後はまるで老犬のごとく。おしっこに外に出しても歩いてくれないから、抱っこして、降ろしたところで「Go potty(おしっこしなさい)」って言うと、そのままジャー。それを夕方まで何回か繰り返し、夕方は、今日はうんちをしてないので無理矢理散歩に連れ出しました。帰ろうとするのを無理矢理とぼとぼ歩かせて、しばらくするとうんちをしてくれました。家に帰って餌をあげたら、今度は全部食べたし、水も飲んだので、ちょっとは良くなったか?
けどほーんとによたよたで、すぐ寝そべってしまいます。痛そうには見えないけれど、とってもしんどそう。
お医者さんからは、「週末だから、何かあったら電話しなさい」と自宅の電話は教えてもらうし、「月曜日には経過を報告してください」って言われてるのですが・・・そんな重傷なのかな。
たしかにこれまでになかったよたよたぶりです。
あらら・・・私がこうして二階でコンピュータに向かっていたら、下で寝ていたはずのジョダが階段を上がって来てしまった・・・。階段をあがらせちゃいけないって言われてたのに。これから抱っこして、外に出しておしっこさせて、また抱いて上がって来て寝させますわ。重病人で大変だ。あ、重病犬だった。
あ、ちなみに、シナコさんですが、今日から大学の寮に戻られました。
我が家には静寂が戻りました。
2010年11月23日火曜日
ジョダとの旅
正午にオハイオ目指して出発いたしました。今夜は途中のウエストバージニアで一泊です。
そもそもは水曜曜日に1日をかけてカロライナからオハイオに運転して行こうと思っていたのですが、よくよく考えてたら、それは火曜日の夜中にシナコをバス停に送っていかなければならなかったので、必然的に水曜日出発だったのです。
ところがもしかしてサンクスギビングぎりぎりまで出稼ぎの可能性があり、シナコはバスでなく飛行機で行ってもらう事にして、私が自腹を切って片道航空券を買ってやりました(そもそもはシナコは自分のお小遣いでバスでNYCに行く事になっていたから)!。こうしてシナコは火曜日の夕方にNYCに向かう事になったのです。
私の仕事の方も、サンクスギビングにまで掛かることなく、先週の木曜日に帰宅。で、昨日ふと気がついたのです。何も水曜日に出なくていいじゃん!
火曜日(今日)に半分まで運転して、水曜日の早朝に出発すれば、水曜日のお昼までにはオハイオに到着する。元職場は木曜からは連休に突入するけれど、水曜日中に訪問すれば、元同僚や部署の人に会えるじゃない!って。
思い立ったら吉日人間。それから、元同僚や職場の人、友達に連絡を取り、水曜日に元の仕事場を訪問できるアレンジをし、火曜の夜の宿泊所を手配。
てなわけで、今夜はウエストバージニア州はチャールストンにいます。
あ、かの有名なチャールストンじゃないです。あれはサウスカロライナ州ですから。でも、この無名なウエストバージニアのチャールストンも、実はウエストバージニアの州都だったんです! 来るまで知りませんでした。
正午に出発して4時半に到着。思いがけずわりと大きな町だったのは計算外。周りに自然もなくて、ジョダはホテルの植え込みで用を足す羽目に。(ちゃんとポイ太君を使って拾ってまっせ~。)
今日は出発前に荷物を車のトランクに運んでいると、ジョダが隙を見て家の外に出ようとしてる。気をつけていたんだけど、とうとう外に出ちゃった。仕方ないから、車のドアを開けて、早々とジョダを車内へ閉じ込めた。
しかし、これがいけなかった。途中の休憩所で気がついた時、ジョダは首輪もしてないし、綱も家に忘れて来た。
幸いに泊まったホテルの隣がショッピングモールだった。でも残念ながらペットストアはなくて・・・。いろいろ探しあぐねた果てに、婦人服店でこんなベルトを見つけました! 首輪と綱を兼ねてくれます・・・。
明日は5時出発でオハイオを目指します。
そもそもは水曜曜日に1日をかけてカロライナからオハイオに運転して行こうと思っていたのですが、よくよく考えてたら、それは火曜日の夜中にシナコをバス停に送っていかなければならなかったので、必然的に水曜日出発だったのです。
ところがもしかしてサンクスギビングぎりぎりまで出稼ぎの可能性があり、シナコはバスでなく飛行機で行ってもらう事にして、私が自腹を切って片道航空券を買ってやりました(そもそもはシナコは自分のお小遣いでバスでNYCに行く事になっていたから)!。こうしてシナコは火曜日の夕方にNYCに向かう事になったのです。
私の仕事の方も、サンクスギビングにまで掛かることなく、先週の木曜日に帰宅。で、昨日ふと気がついたのです。何も水曜日に出なくていいじゃん!
火曜日(今日)に半分まで運転して、水曜日の早朝に出発すれば、水曜日のお昼までにはオハイオに到着する。元職場は木曜からは連休に突入するけれど、水曜日中に訪問すれば、元同僚や部署の人に会えるじゃない!って。
思い立ったら吉日人間。それから、元同僚や職場の人、友達に連絡を取り、水曜日に元の仕事場を訪問できるアレンジをし、火曜の夜の宿泊所を手配。
てなわけで、今夜はウエストバージニア州はチャールストンにいます。
あ、かの有名なチャールストンじゃないです。あれはサウスカロライナ州ですから。でも、この無名なウエストバージニアのチャールストンも、実はウエストバージニアの州都だったんです! 来るまで知りませんでした。
正午に出発して4時半に到着。思いがけずわりと大きな町だったのは計算外。周りに自然もなくて、ジョダはホテルの植え込みで用を足す羽目に。(ちゃんとポイ太君を使って拾ってまっせ~。)
今日は出発前に荷物を車のトランクに運んでいると、ジョダが隙を見て家の外に出ようとしてる。気をつけていたんだけど、とうとう外に出ちゃった。仕方ないから、車のドアを開けて、早々とジョダを車内へ閉じ込めた。
しかし、これがいけなかった。途中の休憩所で気がついた時、ジョダは首輪もしてないし、綱も家に忘れて来た。
幸いに泊まったホテルの隣がショッピングモールだった。でも残念ながらペットストアはなくて・・・。いろいろ探しあぐねた果てに、婦人服店でこんなベルトを見つけました! 首輪と綱を兼ねてくれます・・・。
明日は5時出発でオハイオを目指します。
2010年11月21日日曜日
ジョダ
私がカロライナに引っ越して来たのが8月の末。そして今日までに約100日が過ぎた。
今年と来年は大学生が2人で支出が膨大なため、仕事最優先の馬車馬人生になることは覚悟の上だったのが、幸いにもコンスタントに仕事があり、数えてみると引越してから我が家に住んだのはわずか40日ほど。
ホテル暮らしは嫌じゃないし、各地に移動することも、今のところは全く苦にならない。どちらかと言うと、そう言う生活が非常に気に入ってはいる。
ただしひとつだけ常々気がかりな事があった。それはジョダのこと。
引越して真っ先に探したのがジョダの預け先。幾つか候補のケンネル(犬を預かってくれるところ)をキニコと一緒に回ってみて、距離的にも設備的にも一番良さそうなところが見つかった。けれどジョダにとって理想の場所かというとそうではなかった。
その昔、オハイオでジョダを預けていたところは、農家の一部でもあり、預かっている犬を家の中でも放していて、しょっちゅう外にも出して犬同士を遊ばせてくれていた。経営者の女性は根っからの犬好きで、レスキューもやっていた。レスキューとは、虐待を受けた犬や飼い主が飼えなくなった犬を次の飼い主が見つかるまで一時預かるボランティアのこと。彼女の飼い犬と預かっている犬とレスキューの犬たちが、一緒になって走り回れるその環境がジョダにはお気に入りで、そこに連れて行くとき、近くまで来ると匂いでわかるのか、興奮して窓の方に立ち上がって尻尾を振っていた。彼女もジョダをすごく可愛がってくれて、「満床」の時でも特別に預かってくれて、ジョダは彼女のベッドで一緒に寝ていたほど。
なかなかここまでのケンネルは見つからないとは思ったが、他の犬と一緒に走り回れる環境だとジョダも喜んだのだろうけれど、残念ながらそういうところは見つからなかった。
カロライナに来てから、これまで預けていたところは、全ての犬は別々の檻の中で(飼い主が同じであれば、複数一緒に入れることも可)、朝晩30分ずつ用を足すためと運動のために、小さな庭に放してくれる。犬たちの檻は向かい合っているから、お互いを見る事はできるのだけれど、一緒には遊べない。犬用のマットを敷いてくれているけれど、床はコンクリートでちょっと可哀相。窓も建物の片側にしかなく、小さい犬用の檻は窓のない側にある。ジョダが可哀相だから、特別料金を払って30分のお遊びタイムをエキストラでお願いしていた。でも高くなるから毎日は無理で、月水金だけ。
お世話をしてくれるのは若い女の子たちで、4-5人が働いていたかな。ジョダは結構可愛がってもらっているようで、連れて行くと嬉しそうに尻尾を振って入っ行ってはいたけれど。
これがたまにならいいのだが、100日のうち60日もこんな環境で過ごさせていたから、ちょっと不憫に思っていた。それに毎回帰ってくるたびに少し痩せていたし。前回は、餌の量を少し増やしてもらったから、痩せないで帰ってきた。
仕事に出かけるのは嬉しいのだが、毎回ジョダの事を思うと後ろ髪を引かれる思いをしていた。娘たちの事は全然心配にならないのに、ジョダは気に掛かるというのは、「娘より息子の方が可愛い」と世間では言うけれど、やはりその通りだな。
そんな訳で、少し前から、誰か個人でジョダを預かってくれる人がいないか探していた。家を買った時のエージェントだったマージも、ジョダを不憫に思っていて、「うちで預かってあげる」と言ってくれたのだが、マージの家にはシャム猫が2匹いる。(ちなみにマージも、シャム猫のレスキューをやっている。この2匹は彼女の飼い猫だけど。) 幾らマージがいいと言ってくれても、どう考えてもジョダが猫を追いかけ回して、猫に引っかかれるか、家中がぐちゃぐちゃになるか・・・。マージはそれはやってみないとわからないから、一度連れておいでとずっと言ってくれていたけれど・・・試してみるまでもない気がしていた・・・。マージは最後の手段として、もう少し探してみる事にした。
そして、とうとう知人の紹介で、これ以上は望めないと言うところが見つかり、今日、初顔合わせにジョダを連れて行ってきました!
ここのご主人は、偶然オハイオ時代から仕事を通して知ってはいたのだが、彼の家族が犬好きで、15歳、12歳、9歳の子供が3人居て、犬を2匹飼っていることなどは知りませんでした。家は森の中の一軒家で、外で犬たちが自由に走り回れる。
1匹は5歳のゴールデンレトリバー。ジョダは大きな犬が大好き。通常大きな犬は落ち着いているから、ジョダが追いかけても、あまり相手にはしてもらえない。もう1匹は中型のテリアの混ざった雑種。こちらはまだ1歳だから遊びたい盛り。こっちがジョダを追いかける。妙な三角関係だけれど、うまくバランスも取れて、ジョダはめちゃくちゃ楽しそうにしていました。
このご家族はその昔日本にも住んだことがあり、私が「ジョダが逃げたら『ゴハン』と言えば、戻ってきます」と奥さんに教えると、彼女は「ゴハン」という日本語を知っていて、子供たちに「riceとかdinnerって意味よ」と説明していました。
まだ初回はいつかは決まっていませんが、次からは罪悪感を感じずに仕事に出かける事ができます。
余りに理想的で完璧な環境だけに、夢か誠か、怖くなるほど。ジョダの素行が悪くて、あの約束はなかったことに・・・と突っ返されないように、品行方正でいてくれますように。
今年と来年は大学生が2人で支出が膨大なため、仕事最優先の馬車馬人生になることは覚悟の上だったのが、幸いにもコンスタントに仕事があり、数えてみると引越してから我が家に住んだのはわずか40日ほど。
ホテル暮らしは嫌じゃないし、各地に移動することも、今のところは全く苦にならない。どちらかと言うと、そう言う生活が非常に気に入ってはいる。
ただしひとつだけ常々気がかりな事があった。それはジョダのこと。
引越して真っ先に探したのがジョダの預け先。幾つか候補のケンネル(犬を預かってくれるところ)をキニコと一緒に回ってみて、距離的にも設備的にも一番良さそうなところが見つかった。けれどジョダにとって理想の場所かというとそうではなかった。
その昔、オハイオでジョダを預けていたところは、農家の一部でもあり、預かっている犬を家の中でも放していて、しょっちゅう外にも出して犬同士を遊ばせてくれていた。経営者の女性は根っからの犬好きで、レスキューもやっていた。レスキューとは、虐待を受けた犬や飼い主が飼えなくなった犬を次の飼い主が見つかるまで一時預かるボランティアのこと。彼女の飼い犬と預かっている犬とレスキューの犬たちが、一緒になって走り回れるその環境がジョダにはお気に入りで、そこに連れて行くとき、近くまで来ると匂いでわかるのか、興奮して窓の方に立ち上がって尻尾を振っていた。彼女もジョダをすごく可愛がってくれて、「満床」の時でも特別に預かってくれて、ジョダは彼女のベッドで一緒に寝ていたほど。
なかなかここまでのケンネルは見つからないとは思ったが、他の犬と一緒に走り回れる環境だとジョダも喜んだのだろうけれど、残念ながらそういうところは見つからなかった。
カロライナに来てから、これまで預けていたところは、全ての犬は別々の檻の中で(飼い主が同じであれば、複数一緒に入れることも可)、朝晩30分ずつ用を足すためと運動のために、小さな庭に放してくれる。犬たちの檻は向かい合っているから、お互いを見る事はできるのだけれど、一緒には遊べない。犬用のマットを敷いてくれているけれど、床はコンクリートでちょっと可哀相。窓も建物の片側にしかなく、小さい犬用の檻は窓のない側にある。ジョダが可哀相だから、特別料金を払って30分のお遊びタイムをエキストラでお願いしていた。でも高くなるから毎日は無理で、月水金だけ。
お世話をしてくれるのは若い女の子たちで、4-5人が働いていたかな。ジョダは結構可愛がってもらっているようで、連れて行くと嬉しそうに尻尾を振って入っ行ってはいたけれど。
これがたまにならいいのだが、100日のうち60日もこんな環境で過ごさせていたから、ちょっと不憫に思っていた。それに毎回帰ってくるたびに少し痩せていたし。前回は、餌の量を少し増やしてもらったから、痩せないで帰ってきた。
仕事に出かけるのは嬉しいのだが、毎回ジョダの事を思うと後ろ髪を引かれる思いをしていた。娘たちの事は全然心配にならないのに、ジョダは気に掛かるというのは、「娘より息子の方が可愛い」と世間では言うけれど、やはりその通りだな。
そんな訳で、少し前から、誰か個人でジョダを預かってくれる人がいないか探していた。家を買った時のエージェントだったマージも、ジョダを不憫に思っていて、「うちで預かってあげる」と言ってくれたのだが、マージの家にはシャム猫が2匹いる。(ちなみにマージも、シャム猫のレスキューをやっている。この2匹は彼女の飼い猫だけど。) 幾らマージがいいと言ってくれても、どう考えてもジョダが猫を追いかけ回して、猫に引っかかれるか、家中がぐちゃぐちゃになるか・・・。マージはそれはやってみないとわからないから、一度連れておいでとずっと言ってくれていたけれど・・・試してみるまでもない気がしていた・・・。マージは最後の手段として、もう少し探してみる事にした。
そして、とうとう知人の紹介で、これ以上は望めないと言うところが見つかり、今日、初顔合わせにジョダを連れて行ってきました!
ここのご主人は、偶然オハイオ時代から仕事を通して知ってはいたのだが、彼の家族が犬好きで、15歳、12歳、9歳の子供が3人居て、犬を2匹飼っていることなどは知りませんでした。家は森の中の一軒家で、外で犬たちが自由に走り回れる。
1匹は5歳のゴールデンレトリバー。ジョダは大きな犬が大好き。通常大きな犬は落ち着いているから、ジョダが追いかけても、あまり相手にはしてもらえない。もう1匹は中型のテリアの混ざった雑種。こちらはまだ1歳だから遊びたい盛り。こっちがジョダを追いかける。妙な三角関係だけれど、うまくバランスも取れて、ジョダはめちゃくちゃ楽しそうにしていました。
このご家族はその昔日本にも住んだことがあり、私が「ジョダが逃げたら『ゴハン』と言えば、戻ってきます」と奥さんに教えると、彼女は「ゴハン」という日本語を知っていて、子供たちに「riceとかdinnerって意味よ」と説明していました。
まだ初回はいつかは決まっていませんが、次からは罪悪感を感じずに仕事に出かける事ができます。
余りに理想的で完璧な環境だけに、夢か誠か、怖くなるほど。ジョダの素行が悪くて、あの約束はなかったことに・・・と突っ返されないように、品行方正でいてくれますように。
2010年10月23日土曜日
ゴルフ熱
今のところまだ熱心です。
先日、練習用のネット、マット、プラスチックのボールも買い、打ちっぱなしに加えて家でも練習。
ネットは、スポーツ用品店の人に聞いたら、割と簡単に組ばらしができると言うので、使わないときは納屋に入れておけばいいやと、屋内で組み立てたら・・・。
想像以上に大きくて、組んだはいいけれど、ドアから外に出せない。その上、組ばらしは「可能」だけれど、つまり「不可能ではない」けれど、「簡単」かと言えばそうではない。元通りにバラバラにして、また一から組まないといけない。そんなことしてたら使う気もしなくなる。
幸い家の中は広いし、誰が訪ね来るでもないし。ま、いいや、このまま室内において全天候型の練習場にしようと、そのまま残しています。結構真面目に練習しているよ。
だから庭ではもっぱらプラスチックのボールを使って練習。マットの上に、プラスチックのボールを置いて打つと、ボールが自動的に回収されるシステムを使ってね。
こんなシステムです。
いちおう、ご褒美をちょっとあげる。
だんだんお腹が一杯になってくると、あらぬほうへ帰っていくのだけれど・・・
ジョダは遊んでもらっていると思っているみたいだし、私は練習になるし、これはまさにウィン・ウィン・シチュエーションであります。
先日、練習用のネット、マット、プラスチックのボールも買い、打ちっぱなしに加えて家でも練習。
ネットは、スポーツ用品店の人に聞いたら、割と簡単に組ばらしができると言うので、使わないときは納屋に入れておけばいいやと、屋内で組み立てたら・・・。
想像以上に大きくて、組んだはいいけれど、ドアから外に出せない。その上、組ばらしは「可能」だけれど、つまり「不可能ではない」けれど、「簡単」かと言えばそうではない。元通りにバラバラにして、また一から組まないといけない。そんなことしてたら使う気もしなくなる。
幸い家の中は広いし、誰が訪ね来るでもないし。ま、いいや、このまま室内において全天候型の練習場にしようと、そのまま残しています。結構真面目に練習しているよ。
だから庭ではもっぱらプラスチックのボールを使って練習。マットの上に、プラスチックのボールを置いて打つと、ボールが自動的に回収されるシステムを使ってね。
こんなシステムです。
いちおう、ご褒美をちょっとあげる。
だんだんお腹が一杯になってくると、あらぬほうへ帰っていくのだけれど・・・
ジョダは遊んでもらっていると思っているみたいだし、私は練習になるし、これはまさにウィン・ウィン・シチュエーションであります。
2010年10月22日金曜日
散歩
このところ、この住宅地内を毎日45分ほどジョダを連れて散歩している。
今日もiPodを持って、鍵もって、ポイタ君の袋を持って出かけた。
5分ほど歩いて、ふと見るとジョダがいない!
どこに行ったんだ!?
手元見ると、ジョダの綱も握っていない。
あれれ、綱ごと手から外れてジョダだけどっかに行っちゃったか?
ジョダ~!と呼ぶも姿なし。
その時、まさか・・・と恐ろしい予感。
慌てて家まで引き返した。
すると、やはり。
ジョダはドアのノブにつながれておりました・・・。
出しなに、思い出したことがあって一旦家の中に戻ったのだけど、その時ジョダはドアのノブに繋いで置いたのでした。
ああー。
近頃、シャワー浴びていても、シャンプーしたかどうか思い出せないし、冷蔵庫を開けると、何でこんな物が冷蔵庫に入っているんだ、みたいな物が出てくるし。
それにしても、犬を置いて犬の散歩に出かけるなんて・・・。
我ながら、ぞぞぞっとする出来事でありました。
今日もiPodを持って、鍵もって、ポイタ君の袋を持って出かけた。
5分ほど歩いて、ふと見るとジョダがいない!
どこに行ったんだ!?
手元見ると、ジョダの綱も握っていない。
あれれ、綱ごと手から外れてジョダだけどっかに行っちゃったか?
ジョダ~!と呼ぶも姿なし。
その時、まさか・・・と恐ろしい予感。
慌てて家まで引き返した。
すると、やはり。
ジョダはドアのノブにつながれておりました・・・。
出しなに、思い出したことがあって一旦家の中に戻ったのだけど、その時ジョダはドアのノブに繋いで置いたのでした。
ああー。
近頃、シャワー浴びていても、シャンプーしたかどうか思い出せないし、冷蔵庫を開けると、何でこんな物が冷蔵庫に入っているんだ、みたいな物が出てくるし。
それにしても、犬を置いて犬の散歩に出かけるなんて・・・。
我ながら、ぞぞぞっとする出来事でありました。
2010年10月13日水曜日
いやし犬
チカエとマビオは帰ってしまい、我が家は静まり返っております。
ジョダが、癒し犬ならず、卑し犬という話は前にも書きましたが、チカエとマビオが来てる間に、何度もチョコレートを盗み食いするは、夜は外に出せとクンクンうるさく言うわ、マビオさんには「馬鹿イヌ」呼ばわりされて、「トレーニングに連れてったら?」とまで言われる始末。
1度目は、出かけている間に、テーブルの上に置いていたチョコレートを、テーブルクロスを手で引っ張って床に落とし、半分くらい平らげていました。勿論、包み紙も一緒に。
その次は、散歩がてらに近くのモデルルームを見学に行っている間に、チカエのバッグの中に入っていたチョコレートを引っ張り出して食べてました。銀紙ごと。
夜になると何度も外に出せとクンクン言うので、お腹が痛いのかと思って出してみるも、オシッコだけ。いつもはそんなことしないのに、明け方にもクンクンうるさくて起こされたので、連れ出したけれどオシッコだけ。
お客さんが来てて、相手にされないから構ってほしいのかと思ったけれど、その次の日からは下痢続き。その後はおとなしくなったから、やっぱりチョコレートの食べすぎだった模様。だけど便の中に銀紙が全然入ってないのよね・・・。大丈夫かなぁ。
心配してたのだけど、チョコレートを食べてから丸3日経った今朝のこと。起き抜けにジョダが吐きそうな様子。やめてー!と言っているうちに、吐いちゃった。出てきたものは、胃液にまみれたグレーの塊。なんだこりゃ? もしかして、銀紙? そうだったらいいのになぁ。
ジョダが、癒し犬ならず、卑し犬という話は前にも書きましたが、チカエとマビオが来てる間に、何度もチョコレートを盗み食いするは、夜は外に出せとクンクンうるさく言うわ、マビオさんには「馬鹿イヌ」呼ばわりされて、「トレーニングに連れてったら?」とまで言われる始末。
1度目は、出かけている間に、テーブルの上に置いていたチョコレートを、テーブルクロスを手で引っ張って床に落とし、半分くらい平らげていました。勿論、包み紙も一緒に。
その次は、散歩がてらに近くのモデルルームを見学に行っている間に、チカエのバッグの中に入っていたチョコレートを引っ張り出して食べてました。銀紙ごと。
夜になると何度も外に出せとクンクン言うので、お腹が痛いのかと思って出してみるも、オシッコだけ。いつもはそんなことしないのに、明け方にもクンクンうるさくて起こされたので、連れ出したけれどオシッコだけ。
お客さんが来てて、相手にされないから構ってほしいのかと思ったけれど、その次の日からは下痢続き。その後はおとなしくなったから、やっぱりチョコレートの食べすぎだった模様。だけど便の中に銀紙が全然入ってないのよね・・・。大丈夫かなぁ。
心配してたのだけど、チョコレートを食べてから丸3日経った今朝のこと。起き抜けにジョダが吐きそうな様子。やめてー!と言っているうちに、吐いちゃった。出てきたものは、胃液にまみれたグレーの塊。なんだこりゃ? もしかして、銀紙? そうだったらいいのになぁ。
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