2011年12月28日水曜日

めっちゃおりこう犬

昨日は、あまり効果はなさそうなものの、お守り代わりに「おりこう首輪」をしたまま、出掛ける30分前に子供用抗ヒスタミン剤のBenadrylシロップを与えました。

訓練の成果あって(?)、「入りなさい」と言うと素直にバッグの中に入ったので、おやつを与えてその隙にバッグのジッパーを閉めました。

空港までのタクシーの中で、バッグの中から爪でバッグを引っ掻くは、中からバッグを噛もうとするは、クンクンうるさいは・・・、こんな様子じゃカウンターでダメって追い返されるんじゃないか。仮にうまく受け入れられても、飛行機に乗っている間中、泣き叫ぶ子供の母親のように、こっちが泣きたくなるんじゃ。

ああもしかして、シナコの再来になるのか!
その昔、キニコが3歳半、シナコが1歳過ぎの時、アメリカのおばあちゃんの85歳の誕生日に日本から2人を連れて行った事がありました。アメリカのお父さんの具合が悪かったのでお見舞いも兼ねていたのですが。その時、ロスだったかサンフランシスコかの乗り換え地から目的地のオクラホマシティーまで、シナコは泣き叫びっぱなし・・・。

そんなことなら1250マイルの運転の方がマシかも・・・。空港から折り返して、車で出掛けるか・・・。

逡巡しながら車は空港に到着。
ジョダ入りバッグを持ち歩く間、ジョダが中でごそごそするので、バランスが悪い。

けれど観念したのか、何が何だかわからなくて戸惑っているのか(多分後者)、震えて静かにしておりました。

カウンターで「イヌとバッグを合わせた重さは?」と聞かれ、
「20ポンドです」と答えると、
「え、本当に?」
バッグがラージサイズだからか・・・。
思わず正直に「いえ、予約当初は20ポンドだったんですけど、ホリデー太りで・・・22ポンドほどです」と言うと、
「あはは、ホリデー太りね。そりゃいいわ。きっとスーツケースもホリデー太りしてるのね、たいていオーバーしてるものね」とは言われたものの、問題なく受け入れてもらいました。

セキュリティーを通るときは、ジョダはバッグから出さねばならず、私が抱っこして金属探知機を通りました。

このあと、素直にバッグに戻ってくれるのか心配しましたが、大丈夫。
基本的に犬をバッグから出してはいけないので、セキュリティーを出たところで、バッグの蓋をあけて、ジョダが頭を出せる状態にしたまま、出発の30分前まで過ごしました。その後搭乗口まで歩いて行くと、既に搭乗は始まってました。

座席は11列目、3席の窓際。座席の下にジョダのバッグを納めました。

到着30分程前に、トイレに席を立った際にお隣の席のおじさんと会話する機会がありました。
「どこまで行くの?」
「オクラホマまで行くんだけれど、イヌを連れてるから、ダラスまでで、そこに迎えに来てもらってるの」
「ほー、イヌを連れて来てるんだ」
「ええ、ここに」とジョダのバッグを指差すと、なんとこの人はその時までジョダをそこにいるのを知らなかったのです! それくらいジョダはおとなしくしてたのであります。

降りる時にこのおじさんには、「これまで会った中で一番の犬」とまで言ってもらい鼻高々。

オクラホマまでの3時間の車の中もおりこうさんでした。

ほんと、シナコよりずっとずっとおりこうさんでありました!

2 件のコメント:

  1. よかった~!!! ジョダがおりこうさんで、本当によかった~~~!!!
    これでゆっくり休暇を楽しめるね。良いお年を♥

    返信削除
  2. ほんとによかった〜です!
    はい、休暇を楽しみます!そちらも良いお年を!

    返信削除