2011年12月20日火曜日

冬休み(2)

ジョダを連れてオクラホマへと計画したものの、1250マイルの21時間余りを思うと、ぞっとして本当にそんなことが可能だろうかとしばしば不安になるのでありました。

これまでに900マイル余りは1日で走行した事はありましたが、あれは少なくとも今までよりは若かりし日。加えて乗客はなく私一人での走行。

対して今度はジョダという乗客があり、しばしばトイレ休憩は要するわ、運転中にうるさいかもしれないから気は散るわ・・・。いろいろと不安要素があるのであります。また往復するにしても、最長で現地でゆっくりできるのは中6日。

考えれば考えるほど無謀に思え、オクラホマ行きを取りやめるかと思いきや、一人でダーラムで過ごすのもあまりに寂しいし、アメリカのお母さんも楽しみにしているし。加えて、実は妹のBetsyがどうやら離婚と言う話になっていて・・・仲いい夫婦だっただけに私自身も非常に残念に思っているのだけれど、その辺の事情も聞いてみたいし・・・そんなこんなで、オクラホマ行きを簡単にはあきらめられない気分でもあったのです。

そもそもジョダは飛行機に機内持ち込みはできないと、以前調査したときの記憶ベースで決めつけていたのですが、念のため再度調べてみる事にしました。

すると機内持ち込みのペットの体重は、キャリー用のバッグの重量も含めて20ポンドが限度と言う事がわかりました。

機内持ち込みが認定されているキャリーバッグで一番軽いものを調べたら、3.6ポンドのものが見つかりました。

そこで、すぐさまジョダの体重を計ってみたら・・・最近は長期でペットホテルに預けられていたのが効を奏してか、体重が減って16.3ポンド。合わせて19.9ポンド!! これなら機内持ち込みが出来るではありませんか! (調査したころはもっと太っていたのかもしれません。)

但し、機内に持ち込めるペットの総数に限りがあるので、先もってエアラインにペット持ち込みの予約をしておかなければ必ずしも持ち込める保証はありません。オクラホマに行くにはダーラムからは乗り換え便となり、これでは長時間になってジョダが可哀想。テキサスのダラスまでなら直行便があるので、ダラスまで迎えに来てもらうことで話は決まりました。(オクラホマシティーからダラスまでは車で3時間余り。)

ダーラムからダラスまでの直行便があるアメリカン航空に電話をしました。一番安いチケットでも650ドルは下らなかったのです(高過ぎて二の足を踏みました)が、持ち合わせたマイル数でチケットはカバーする事はできました。

機内持ち込みのペットの料金は片道125ドル。結局、支払いはジョダの往復料金の250ドルで済みました。

流石に1250マイルの道のりは、まさに「老体に鞭」、もしくは「年寄りの冷や水」に近い状態だったので、飛行機で行ける事になってほっとしています。

今日から出発日までは、試合前のボクサーのごとく、ジョダ君には徹底的な食事制限が課せられそうです。

2 件のコメント:

  1. よかったね!本当はここに呼んであげたいのだけど、ジョダの長期滞在は無理なので残念に思いながら状況を見てたの。よかった、よかった。

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  2. ホントよかったです。が、チェックインでの飛行機の度は経験があるものの、機内持ち込みは初めて。果たしてジョダが機内で静かにしてくれるのかが心配。獣医さんに行って、弱い睡眠薬みたいなのを処方してもらった方がよさそう。

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