2010年11月30日火曜日

オハイオ(1)

オハイオでの4日間、ほーんとに楽しかった!

水曜日の朝は、その昔ジョダを預けていたところが開くのが8時なので、それを目指して出発。放し飼いスタイルなので、ジョダはここに行くのが大好きだったのです。8時半にジョダをドロップして、一旦は友達のEちゃんのところへ。

そしてランチの時間に合わせて、元の職場を訪問。残念ながら連休前でお休みを取っている人も多かったのだけれど、多くの懐かしい面々に会うことが出来ました。余りに嬉しく、興奮してはしゃぎすぎたか・・・とちょっと反省。みんなが仕事しているのに、色んな部屋や部署に顔を出して、しゃべりまくり。連休前のお休みモードに入っている人が多かったから、いいですよね?

駐在員さんの方はかなり入れ替わりがあって、私の頃からずっといらっしゃるのは10人弱に減っていました。駐在が10年を越える方が数人いて、いつでも帰国できるように外堀を固めていらっしゃる(つもりの)方も、相変わらず記録更新中でしたが(笑)。

驚いたのは米人たち。(この職場ではローカルスタッフをこう呼んでおります。)私がここを去った5年前と全然面子が変わらない。更にはポジションも変わらない。だから、懐かしい所に懐かしい顔があって非常に感激しました。いろんな意味でいかにこの職場の居心地が良いか、そして景気が悪くなったために離職率が極めて低くなっていることを表していると思うのですが、私には嬉しくても、一方では上がつかえていて人の異動がなく、新人も殆どいないのがちょっと心配。

さて、この日は別の友達Tのところへ。今回のオハイオ行きを思いついた直後、カナダに住むKちゃんにもすぐさま連絡を取り、「あなたも来なさい!」と命令。そして勝手に宿泊先はTのところと決定。(私は後半はEちゃんのところへ移動。)

木曜日はサンクスギビング。サンクスギビングの料理は、言ってみれば日本のおせち料理。毎年この日には、ターキーを料理し、地方や家族によっていろいろ違うけれど、幾つかの定番料理(スタッフィング、グリーンビーン・キャセロールやスイートポテトなど)を、家族や親戚、友人で囲むのです。

どこの家でも今年はどこで誰がお料理をするかが問題。多くの家族は、複数の家族でお祝いをするため、年毎に場所を回したり、お料理を分担したり。オハイオ人は兄弟が多いから、結構大変みたいだけど、それだけ楽しそうではあります。職場で再会したポールの家は、「今年はウチの順番で50人来るんだ」と言ってました・・・。50人が入る家って言うのもすごいけど。

Tのご主人のVicは、「5日前XXを買う、4日前XXを揃える・・・」って具合に数日前からお料理の手順を紙に書き出し(紙を覗いたら9日前から項目が並んでいました・・・)、私が着いてからも様子を見ていると、あれこれ忙しそうにしてました。

前日にはアップルパイを焼き、スイートポテトも準備できてた(と思う)。←基本的に、私は皿洗い以外のお手伝いせず(できず)、もっぱらバックグラウンドのおしゃべりで、皆さんの気分を高揚させてあげる(邪魔とも言う)役割。

Vicの準備は抜かりないんだけど、微に入り細に入っていて・・・ちょっと笑えるよ。
下の写真をご覧下さい。

事前に計量したアップルパイの材料が、写真にある茶色の紙袋に入っていました。
砂糖、砕いたピカン(ナッツ)、シナモンとスターチのミックスしたものなど、お料理番組みたいに、直ぐに調理にかかれるように全て準備されていることには、とっても感心したのですが・・・
紙袋に書いてる文字、読めますかね。

Apple pie
2x (-apples)

つまり、アップルパイ2枚分(但し、リンゴは含まず)・・・。

リンゴは入ってませんよって書いておかなきゃ、いざ調理するときに忘れるとでも思ったんですかね? で、パイが出来て、「ありゃ、なんかオカシイ。もしかして、リンゴを入れ忘れたか?」って話になるのか・・・? そんな話をして、ひとしきりお腹を抱えて笑わせてもらいました。

さて、サンクスギビング当日。
Kちゃんはご主人と3歳の娘のはーちゃんを伴って到着。夕刻にはもう一人参加があって、大勢でVicとTが作ったおいしいお料理を頂きました。

私、サンクスギビングの料理って好きなんですよね。ターキーにグレービーと甘いクランベリーソースをかけて食べるの好きだし、この時しか食べないスタッフィングも、ノスタルジックな味がするから好き。スイートポテトは勿論大好き。今年のターキーは、Vicが新たに購入した赤外線調理器で調理。放し飼いのターキーだったからか、すごくおいしかった。Tが作ったキャロットもグリーンビーンズも本当においしかった! ありがとうー!!

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