2011年8月29日月曜日

アイリーン

ハリケーンアイリーンのことは日本でもかなり報道されていたらしく、いろいろな方からご心配頂きありがとうございました。

幸い我が家はノースカロライナ州でも内陸に位置するため、雨風はそれなりに強かったものの停電はもとよりこれと言った被害も近辺ではありませんでした。

強いて言えば日曜日にパリに戻る予定のコイオのダーラムからワシントンDCに向かう午前のフライトが早々とキャンセルになったくらいです。航空会社には午後のフライトも遅れるか最悪の場合はキャンセルになる可能性があると脅されながらも、午後の便に振替えましたが、こちらの方は予定通りに飛び、無事パリに帰ることができました。

キニコも同日の午前のフライトでトロントに戻る予定でしたが、特にこの日に帰らなければならない理由がある訳でもなかったので、遅延やキャンセルに煩わされるのは嫌だと、火曜日のフライトに振り替えました。ハリケーンという特別事情のせいか、通常なら変更料に150ドルくらいかかるところが、なんとたったの2ドルで済みました。

アイリーンは予測されたほどの大規模な被害はもたらさなかったものの、それでも特に洪水、浸水の被害はニュージャージー、ニューヨーク辺りで広範囲で起き、コネチカットやニュージャージーではいつも暴風時に起きるように、折れた木や枝に送電線が切られて停電が続いているようです。

(どうでもいいことですが、ある極右の議員が今の政府の現状を見かねた神のメッセージとしての嵐だと言ったとか言わないとか・・・。)

2011年8月23日火曜日

ジョダ その後

注射を打った翌朝は、まだ外に連れ出してもトボトボ歩き。ホントに大丈夫かなぁと心配したけれど、午後になったら、家の中でも私の後をついて歩くようにはなった。注射をしたら、おしっこの回数が増えるから頻繁に外に出すようにと言われていたので、3時間おきに外に出していた。朝はトボトボ歩きだったのが、夕方くらいには早歩きくらいにはなった。

また今日から仕事で家を空けることになったので、その日の夜からは友人の家にジョダを預けた。病気の犬を預かってもらえるか心配だったけど、二つ返事でOKしてもらえて良かった。いつもだったらそこの犬達と走り回るところだが、じゃれ合いはしたものの流石に走り回りはしなかった。

ところが昨日の夜、地元での仕事の帰りにそのお宅に寄ってみたら、ジョダは全然普通になって走り回っていた。注射が効いて来たのか、本当に治ったのかよくわからないけれど、まずは良かった。

私の顔を見て3匹の犬が寄って来た。しばらく頭をなでて、「じゃあね、バイバイ。家の中に入りなさい」と促したら、3匹揃ってさっさか家に入っていった。ドア越しに見てたけど、ジョダもまったく未練のない様子で、さっさか嬉しそうに駆けて行った。振り返りもせず・・・。

なんだかちょっぴり寂しいけど、いつも預けてばかりで罪悪感を感じているだけに、すっかりこの家の一員になってる様子に一安心。

2011年8月20日土曜日

かわいそうなジョダ

今朝、散歩に連れて行ったらジョダが歩かないで座り込んでしまう。様子が変なので家に連れ帰って、朝ご飯をあげたのに、半分も食べないで残した。

イヤシ犬のジョダがえさを食べないなんて前代未聞。すぐに床に寝転んでしまうし、これはもう病気としか考えられない。今日は土曜日で獣医さんも午前中しかやっていないから、慌ててジョダを連れて行った。

獣医さんはジョダを見るや否や、「この犬はいつもこんな風に右足を上げて、首を下に向けているの?」

見ると確かに片足を持ち上げて、下向き加減。

「普段は首を上げてキョロキョロしてますか?」

「してます。ホントだ、片足上げてますね・・・」その時まで全然気づきませんでした。

診断は頸根絞扼とでも言うのでしょうか。頸椎の神経の中で前足の方に行くやつが圧迫されているそうです。これは首をぎゅっと引っ張ったり、高いところから飛び降りたり、飛び乗ったりしたらなるらしい。ある犬はいつも外に出るのにスライドドアを自分の鼻で押し開けていてなったそう。

ジョダの場合は、確かにいつも私のベッドに飛び乗ったり飛び降りたりしていた。そう言えば昨夜も一昨日の夜も、私がベッドに入ってもいつまでもベッドに上がって来ずにベッドの下にいた。しばらく預けていたから、すねてるのかなと思っていたのだが、痛かったんだね。

副腎皮質ホルモンの注射を打ってもらい、朝晩飲ませる痛み止めの薬を7日分もらった。注射は6日後くらいから効果が現れるそうだが、注射のせいで排尿が頻繁になるらしいので、何回も外に出してくださいと言われた。また薬は飲むと眠たくなるらしい。

今後は首輪は禁止で胴体に付けるハーネスタイプに変えること、ソファーやベッドに乗せては行けない、見はっていられないときは犬小屋に入れるなどすること、階段の上り下りもさせないこと、だそうです・・・。

加えて、5月に予防接種を受けた時から3ヶ月で体重が1.5キロも増えていることも要因だそう。そうなのですよね。一昨日、ペットホテルにジョダを迎えに行って、あまりに丸々していたからびっくりしたのです。運動不足で太ってしまったのだと思います。

家に連れ帰って、早速痛み止めの薬を与えましたが、その後はまるで老犬のごとく。おしっこに外に出しても歩いてくれないから、抱っこして、降ろしたところで「Go potty(おしっこしなさい)」って言うと、そのままジャー。それを夕方まで何回か繰り返し、夕方は、今日はうんちをしてないので無理矢理散歩に連れ出しました。帰ろうとするのを無理矢理とぼとぼ歩かせて、しばらくするとうんちをしてくれました。家に帰って餌をあげたら、今度は全部食べたし、水も飲んだので、ちょっとは良くなったか?

けどほーんとによたよたで、すぐ寝そべってしまいます。痛そうには見えないけれど、とってもしんどそう。

お医者さんからは、「週末だから、何かあったら電話しなさい」と自宅の電話は教えてもらうし、「月曜日には経過を報告してください」って言われてるのですが・・・そんな重傷なのかな。

たしかにこれまでになかったよたよたぶりです。

あらら・・・私がこうして二階でコンピュータに向かっていたら、下で寝ていたはずのジョダが階段を上がって来てしまった・・・。階段をあがらせちゃいけないって言われてたのに。これから抱っこして、外に出しておしっこさせて、また抱いて上がって来て寝させますわ。重病人で大変だ。あ、重病犬だった。

あ、ちなみに、シナコさんですが、今日から大学の寮に戻られました。
我が家には静寂が戻りました。

2011年8月19日金曜日

烈火わさび

えー、本日は絶対に話題性のある商品のご紹介です。

じつはこの会社の人が友達なんですけど、先日会った時に、
「うちの若いもんがこんなん作りよってん、まぁ試してみて」

そして差し出されたのがコレ。
ひとつ試しに口に入れてみましたが・・・。

袋にも「この辛さ烈火のごとく!」とあるけれど、ほんま、はんぱやおまへん。何でも、関西のとあるラジオ番組で罰ゲームに使われていたとか。

いや、絶対ウケます。

買って帰りたかったけれど、残念ながら時間切れ。(特殊商品ゆえ、今はまだどこででも売ってる訳じゃないのです。)

ちなみにコープ神戸に卸すことが決まったそうですが、「3件クレームが来たら取りやめますから」と言われたそうな。

それほどに通常のお菓子として食べられるもんやおまへん。

でもこの辛さ、一度試してみる価値あり。是非下記からお取り寄せください。(関東では売ってません。)
人が集まる時のイベントに使えそうでっせ。
http://www.uegaki-beika.co.jp/frame1.html
(ページの上の「通信販売」へ)

めまい その顛末

兵庫医科大学病院の耳鼻科に「めまい外来」というのがあるのを見つけ、帰省中に行って来ました。めまい外来は週に2回しか診療をしていないのですが、実家に帰った翌朝が丁度診療日に当りました。

めまいとは話がそれますが、大きな病院って割と横柄っていうか、ちょっと市役所みたいな対応のところが多いじゃないですか。ところが兵庫医大は、とっても感じよかった。朝一の受付が始まる前に待合室にいたのですが、受付開始とともに、職員の皆さんが起立され、一斉に待合室にいる人に向かって挨拶をされたのです。びっくり。いろいろ質問してもにこやかでとても親切な対応。おまけに待ち時間を短縮する為の工夫がされていて、殆ど待たずに検査、診療へとすいすい進みました。

まずは耳の検査。が異常はありませんでした(このごろ耳も遠くなった気がしてましたが、気のせいだったらしい)。

次は診療室でお医者さんにこれまでの経緯を説明し、ネットで調べた結果、症状からすると「良性発作性頭位めまい」に当たるんじゃないかと話しました。

寝台の上に仰向けに寝かされ、目に機械をつけられました。私は真っ暗で何も見えないのですが、先生からは私の目の動きが見えるようです。「はい、そのまま右に頭をひねってください」

ひねると案の定ぐわぁーんと目が回り始めました。
「回ってますね」
気持ち悪くなるので、瞬きをして回るのを少しでも抑えようとしたら、「瞬きしないでください、そのままがまんしてください」。しばらくすると、回転が遅くなりました。
「だんだん収まって来ましたね」

今日は先生の他に医学生らしき若い人がいて、先生が説明している。
「じょうこうせいですね」

「・・・センセ・・・、じょうこうせいってどんなじ書くんですか・・・」と、気持ち悪さに息も絶え絶えながら質問。

「上向性と書きます。目の回る方向ですね。はい、では左側を向いてください」
目は回ったけどさっきほどではありません。

「はい、もう一度、右に向いてください」
今度は少しだけ目が回った。

「はい、ではもう一度左を向いてください」
ぐゎゎゎゎ〜ん!!!
今度はこれまでの中で最高に目がグルグル! おもわず「うーっ・・」と声を出してしまう。「いつもこっちのほうが回るんです」
「かこうせいですね」

先生が学生に説明している。
「多分さっきは耳石がどこかにひっついていたのが、頭を回した拍子に外れたんでしょう」

寝台から降り、
「やはり、おっしゃっていた通り良性発作性頭位めまいですね。残念ながら石を溶かす薬とか治療薬はないので、頭を動かして、石が元の場所に収まるまで待つしかないんですね」

「じゃ、あのエプリー法をするんですか?」

「いえ、エプリー法が効果があるのは、三半規管のうち後半器官と前半器官に石があるときだけなんです。あなたの場合は外側半器官に石があるので、エプリー法ではなく、さっきのように仰向けに寝たまま左右に頭をひねってください。これを朝晩1回ずつやってください」

「朝晩ですか・・・。目が回ると気持ちが悪くなるんですけど・・・」

「あまり気持ちが悪くなるようでしたら、そのときのための頓服を出しておきましょう。でも対症療法ですからね。石が戻らないことには治らないんです。」

「どのくらいかかりますか?」

「一概には言えませんが、通常は数ヶ月ってところでしょうか。でも殆どの方は治りますから。ごくまれにずっとめまいが残る人もいますけれど。」

その日はそれで終わって、再び翌週に再診となった。

耳石のある場所まで言い当ててくれたので、何となく名医のような気がした。
自己流でエプリー法をやっていたんでは治らなかったわけね。

これまでは朝目が覚めて、なるべく頭を動かさないようにしていたのだけど、この日からは寝るときと朝起きた時に、頭を回転させることに。その度にぐゎ〜んと目が回るけれど、がまんがまん。

これを始めて3日目。
あれっ、今日は目が回らなかった? ほんとかな? まさか治った?
また石がどこかにひっついているだけ?

しかしその日以来、目が回ってないのです。
完治したと言うには、まだふわっとした妙な感じが時々するし、目が回る直前のあの独特の感覚が一瞬することはあるのですが、幸いめまいは再発していません。

翌週、再診に行き、再び目に機械を取り付けられました。
「収まってますね」

「今収まっているだけで、まためまいがすることもあるんですか?」

「それはありますね」

「戻りかかった耳石がまた別の半器官に入るってこともありますか?」

「それもありますね」

「耳石ってどんな大きさなんですか? 1ミリとか?」

「いえいえ、もっとずっと小さい、0.00何ミリとか言うものです。だから画像としても映らないですよ。いずれ医学が進歩したら、その辺ももっと明らかになるんでしょうが・・・。」

げ、そんな小さな物に悩まされているわけなのね。
でも収まりつつあるので良かった。

どうやらこの良性発作性頭位めまいになったときは、めまいのする方に積極的に頭を動かした方が早く治るようです。めまいの中では良くあるタイプだそうなので、もしこれになったら、お試しください。

2011年8月17日水曜日

再びトロントにて

日本からの帰途のトロントです。

帰りは行き以上で、全行程所要時間29時間の長旅です。と言うのも関西の実家から出発し、伊丹から羽田へ飛び、羽田からバスで成田へ。シナコと二人で帰るのですが、成田からはバラバラで、シナコは4時発のユナイテッド。私は5時45分発のエアカナダ。私がトロントでアメリカへの入国手続き(カナダで入国手続きを済ませます)を終えた頃には、シナコはもう家に着いておりました・・・。私は夜9時半発の便まで再び5時間ほど待たねばなりません。

それにしても日本は暑かった! 顔や背中に汗が流れるって感覚、本当に久々。敢えて日中に犬の散歩に出かければ、カロライナでも汗をかきますけれど、日本の場合、家の中でじっとしてたって汗が吹き出て来ます。ちょっと動いたら、もうダラダラ。まさに常に自然のサウナに居る感じ。

お出かけするのにお化粧するにも、汗をかいた顔にお化粧するなんて。(思わずお化粧するためにエアコンかけたりしましたがな。)すぐに汗で化粧が崩れるのもわかってるのですが・・・お化粧無しでは見せられないから仕方なくです。本当に日本の女性はあの暑さでちゃんとお化粧して着飾っていらして、ご苦労様です。だってきれいなお洋服着ても、すぐに汗でぐちゃぐちゃですよ。

その昔ならそれでも電車に乗り込めば、涼しい空気ですぅーっと汗が引く、なんてこともありましたが、今やどこも節電で「弱冷」だから・・・。もわっとしてるんです。

アメリカ人化してハンカチを持つ習慣を失っている私はハンカチを持って行くのを忘れたので買いました。だってトイレに行っても、エアタオルは「節電中」と書かれて電源が切られてましたので。

今後日本に遊びに行く時は極力夏は避けたいと言うのが今回の結論であります。

暑さに加えてもう1つの打撃は円高ドル安であります。私の円口座には殆どお金がなく、そのわずかばかりのお金が、あれよあれよと消えて行く。ご飯を食べるにも電車に乗るにもお金が要りますからね。最後の方は息をするにもお金が要るんじゃないかと錯覚を覚える程、超貧乏になり、口を開けば「お金がない」でした。いえ、ドルならあるんですけど、1ドルが73円ほどになるかと思うと、ドルを円に替える気にはなれませんでしたからね。

と言うことでこの私にしてはめずらしく、一枚も洋服は買いませんでした。雑貨と化粧品、食品に本は買いましたが・・・本当はもっともっと買いたかったなぁ。

お金がないと楽しくないから、もう年末は帰省しないと言いおいて出て来ました。代わりに日本から来て欲しいです。私たちが行くと高いから。けれどキニコとシナコは日本が楽しいと見えて、年末も行きたいと言っているので、その場合は年末の帰省を決めているコイオと一緒に行ってもらいます。

今回の帰省は10日程だったのですが、多くの友人知人と再会しました。当初からほぼ毎日ベースで人と会う予定を入れていましたが、加えて実家に着いた翌朝、元上司の訃報を知り、急遽東京でのお通夜に参列しました。

この元上司には会社を離れてからも機会あるごとに会ったり連絡を取ったりしていましたが、直接の関わりがなくなっても、昔と同じように接し、いつまでも気にかけてくださる人でした。お通夜で再会した人々も異口同音に「面倒見のいい人」だったと言っていましたが、まさにその表現がぴったりだと思いました。この人と人生のどこかで交わった人は、恐らくそれ以降ずっと関わりが続いていたと思います。

「この人に出会わなかったら今の私はいなかった」と上海から来ていた女性が言いましたが、私もそんな一人です。良くも悪しくも(笑)彼によって人生が変わったと感じている人は多いんじゃないでしょうか。

60歳と言う若さで急逝されたことが残念で仕方がありません。病名が判明してわずか2週間で昏睡状態に陥られ、そのまま亡くなってしまいました。常にかっこいい人でしたから、不格好なところをみせることなく、さっと逝ってしまったのかもしれません。偶然にも帰省中だったことで、お別れをすることができたのがせめてもです。

さて、私の出発時刻まではまだ1時間以上あります。
帰宅は真夜中近くになりますので、ちょっと腹ごしらえしてこようかな。

2011年8月5日金曜日

トロント

ブログはお休みと書きましたが・・・。
今、成田への道中でカナダのトロントにおります。
何が悲しくてわざわざトロントなんかに寄らないといけないのかと思いますが、コンチネンタルのマイルを使ってのタダ券だから文句は言えません。

経由なのに税関の申告書を書かなくちゃいけないのはちょっと妙。
カナダ経由で海外へ行く人用のの入国審査は別になっていて、そこを通ると国際線のターミナル。ならばどうして申告書が要るかなぁ。

国際線のターミナルへは長い長い通路を歩いて行かねばならないのですが、当然のように動く歩道がありました。びっくりしたのは、動く歩道が2つ並んでて、一番右手は「高速」歩道なんです。この上を更に歩くと、体で風を切る感じでしたから、おそらく軽いジョギング程度の速度では。

「高速」の動く歩道は、これまでは他のどこでも見たことがありません。なかなかやるじゃない、カナダ。始まりと終わりのスピードを遅く調節しているので、その為に足下の歩道が伸びたり縮んだりするのがちょっと違和感があったけれど。

国際線のターミナルに来て、自分の乗り継ぎ便をみてびっくり。8時半に着いたのに、成田行きの出発は2時でした。(家を出る前に調べて来なはれ!) 5時間半もありますわ・・・。

空港には無料のWiFiがあったので取りあえず繋いで暇つぶししてます。無料のWiFiはありがたいわ。空港によっては無料だけど、2分程広告を見なくちゃいけないとか、10分か15分くらいごとに切れちゃうところもあるんですが、トロントは繋ぎっぱなしで大丈夫みたい。こりゃよろしいわ。

あ〜、まだ3時間もある・・・。

2011年8月4日木曜日

帰省

8月5日から17日まで日本に帰省して参ります。
ネット環境がなくなりますので、しばしブログの更新はできません。

関西の実家に帰った折には、ついでにめまいも診てもらって来ようと思っています。
「めまい外来」なんてものがあるらしいです。
おそらく自己診断通り「良発性発作性めまい」の診断が下ると思うと想像しておりますが。

良発性発作性めまいの8割はこれで治る!と言う、ネットで見た「エプリー法」と言うのも自分で試してみましたが、今のところは効果なし。今後の展開にご期待ください。

それにしても史上最大のドル安で、円が乏しい我が家にとって、最悪のタイミングの帰省となりそうです。こんな調子じゃ、しばらくは日本には寄り付きたくなくなります・・・。

と言うことでしばしブログはお休みです。

2011年8月1日月曜日

めまい その後(2)

このところまた結構頻繁に目眩が起きるので、再びネットで調べてみました。

頻繁には起きるものの、目をつむって10秒もしないうちに収まりますし、目眩がするのは限られた頭位でだけなのです。例えばベッドで横になっていて頭の位置を変えたり、立っていて下にある物を取ろうと頭を下げたとき。

すると私の症状にぴったりの病名が見つかりました。
「良性発作性頭位めまい症」(えらいたいそうな名前やね)

そこに書いてあったのは下記の通り。まさに目眩が起こる状況は私の場合とぴったり同じ。
「中年の女性の多い」という特記が気に入らないけどさ(笑)。
そう言えば、少し前に中耳炎になったんだった。

どんな体操があるのか、またネットで調べてみます。

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この病気は頭が、特定の動きや位置になったときにめまいがおこる病気です。

たとえば、
・ 寝返りをうったとき
・ 車の運転で、ミラーをみたとき
・ ものを取ろうとしてしゃがんだとき
・ 上や下を向いたとき
・ 体をそらしてポーズをとったとき
・ 朝起きてから立ち上がろうとしたとき などです。

めまいは40、50秒くらいから数分ぐらいおこって治ります。
人によっておこる頭の動きにはちがいがあります。

症状は、「グルグル」とした回転性めまいがおこります。耳が聞こえにくくなることや、耳鳴りはありません。何度かくり返しおこることもあります。

この病気は、過去に頭をうった人、ケガをした人、耳の手術、中耳炎になった人に多いといわれています。また、中年の女性の人にも多いといわれています。

原因はしっかりと特定できていませんが、耳の中の「耳石(じせき)」というものがはがれ落ちてしまうため、といわれています。

耳には、内耳というものがあり、三半規管と耳石器にわかれています。三半規管は回転をする動き、耳石器は直線の加速度と頭の位置のセンサーという役割をもっています。

耳石器にある耳石が三半規管の中にはいって、その動きが感覚神経を刺激して、頭をうごかした時にめまいが起こるのです。

つらい場合には診てもらうのも大切でしょう。
他に、体操をすることで、耳石を散らばらせる方法もありますので、指導をうけるのもよいでしょう。

普段の生活では、急に頭をうごかさないようにして、体のバランスの機能をきたえる体操をおこなうとよいでしょう。