2011年4月2日土曜日

余計な心配

余計な心配だと思うのですが、日本政府が各国から寄せられる救援物資を本当にちゃんと管理できているのかと言うこと。

震災後すぐに、日本乾電池協会が寄付した乾電池が被災地に送られないままになっているという記事を読んだ。政府のコメントは「被災地からの要請を持って送る」だった。電話も不通の状態で要請もなにもないでしょ。

約20年前の米不足を思い出す。あのときタイ米をたくさん輸入したにもかかわらず大半が産業廃棄物と化してしまったことを。

今、日本に救援物資を送っている各国の中にも決して自国が裕福と言えない国々がたくさんある。それらの国々の善意を無にしないためにも、日本政府はきちんと、今は何が足りなくて、何は不要なのか明らかにして行かなければならない。文化の違いもあるのだから、先方が良しと思ったものが必ずしも日本で必要かどうかもわからない。既に十分に集まっている物もあるかもしれない。

実際にそういう管理がきちんとされているのか、非常に不安なのです。
私のこの不安が杞憂であることを願います。

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