2012年1月21日土曜日

久々に・・・

このところ、飛行機は定刻なことが多く、欠航はもちろん遅延もあまりなく、ブログにするネタもなくて残念だったのですが(笑)、(あ、そう言えば、12月に一度バッグが来なかったけど)、今日はやられました。

定刻より随分と早く搭乗となり、予定時間ぴったりにゲートを離れ、なんて順調と思っていたら・・・飛び立って15分ほどで機長のアナウンス。

「ギヤにトラブルが起き、警告灯が点灯しましたので安全性の規律により引き返さなければなりません。問題なく飛行は継続できますのでご安心ください。」

ご安心はいいけれど、乗り継ぎがどうなるか心配じゃないの・・・。

出発地に戻ったものの「ギヤの整備士がおりませんので、整備ができません。よって機材を変更致します」ってことで、飛行機から下ろされました。比較的早く次の機材が見つかったものの、乗り込んだ時点で既に1時間半の遅れ。乗継げるのかなぁ・・・。

「10時20分以降の乗り継ぎ便の方は、乗り継ぎが可能ですのでご安心ください。」

私のは10時40分。よし、間に合うじゃない。

ところが飛行しているうちに、予定のスピードで飛べなかったのか飛行時間が延び、着陸したのが10時25分。外は雨だし、乗り継ぎ便もちょっと遅れてたら乗れるかな、と希望は持ったものの、
「あいにくゲートが空いておりません。」

待つ事10分。ようやくゲートについて、飛行機から降りたのが10時40分。掲示板から私のフライトは消えておりました・・・。

でもあきらめ悪く、もしかしたらまだいるかも。いたら無理矢理乗せてもらえるかもと、隣のコンコースまで全力疾走。4分後ゲートの前に到着しましたが・・・誰もいなくて、飛行機は影も形もありませんでした。再び走って元のゲートへ戻り、翌日のフライトとホテルのバウチャーをもらいました。だから最終便で帰るの嫌なのよね・・・。

でも、考えてみたら飛行機に乗れなくて、航空会社が手配したホテルに泊まるのは初めてのような気がする。これまではいつも天候のせいや空港の状況、はたまたFAAからの指示など「航空会社にとっては不可抗力」ってやつで、宿泊先は手配してもらえませんでしたからね。

早く寝ようっと。寝坊して明日の朝の便に乗り損ねたら笑い話にもならない。

おぉー! 今、歯を磨こうとして思い出した。いつも旅行に持って行っている歯磨き粉。プラスチックの背の低い容器に入っているのだけれど、規定の容量よりはちょっと多いのですが、今まで一度も問題になったことがなかったのに、今日のセキュリティーは空き空きで、めっちゃゆっくりじっくり見てると思ったら、「このビニール袋はあなたのですか? この歯磨き粉は容量が多いので没収です」と、取り上げられてしまったのだった・・・。

今からフロントに取りに行きます。
お化粧取る前に気づいて良かった!

2012年1月18日水曜日

腰痛

実は私は腰痛持ちなのです。
痛くて何も出来ないと言うことはないものの、すぐに座りたくなるし、痛いときはところ構わず前屈とかして腰を伸ばしたくたくなってしまう。誰かの背に載せて引っ張ってもらうとちょっと楽になったりするのですが、そんなことをしてくれる「誰か」が側におりませぬ。

オクラホマにいた時に従妹のホープの家でテレビを見ていたら、腰の下に「このボールをあてると気持ちいい」と、健康商品であるボールを宣伝していたのです。テレビショッピングで、「今注文すれば、このボールを1個分の値段で2個お届けします」とやってました。

それを見て思わず「あー、これ注文したい〜!」とつぶやいたら、ホープの旦那のリチャードが、
「こんなもの買わなくても、ウォルマート(アメリカのダイエーと思ってください)へ行って、子供用のボールを買えばそれで十分だよ。安いし柔らかいし、この商品と遜色ないよ」と言いました。

ノースカロライナへ戻って早速ウォルマートへ。
おもちゃ売り場で子供用のボールを発見。なんとひとつたったの1ドル80セント! 
私の体重でボールが破裂しても困るし、取りあえず2個ゲット。
マーブル模様の紫とピンクをひとつずつ買いました。

家に帰って早速仰向きで腰に当ててごろごろすると、とーっても気持ちいい!
2個を縦に並べてごろごろやると首の方まで気持ちいい! 
たったの3ドル60セントで至福のひととき。
例のテレビショッピングの製品は2個で15ドルでしたから、すごく得した気分。

数日後、電話で人と話しながら、足下にあったボールを何の気無しに蹴りました。
するとジョダが喜んでボールを追いかけます。

あら、腰痛に役立つだけじゃなく、ペットの玩具としてもいいじゃない!と思い、何度か蹴ってはジョダに追いかけさせていましたら、追いかけるだけじゃなくて歯を立てるものだから・・・
結局はボールに穴が空いてしぼんでしまいました。
あーあ。

ま、でも損害はたったの1.8ドル。
また今度、ウォルマートに買い直しに行きます。

腰痛でお悩みのみなさん、治りはしませんが、このボールを使えば気持ちはいいですよ〜。

2012年1月17日火曜日

たんぱく質!?

レストランに入って、ヤギのチーズとピカン(くるみに似たナッツ)とベリー(ブルーベリーとイチゴ)の入ったサラダを注文した。

ウェイターが、
「サラダの上には、プロティンは載せますか?」と尋ねて来る。
「・・・プロティン!?・・・」
「ええ、魚とかチキンとか・・・」
「あ、そう言う意味ね。いえ、結構です」

ウェイターが下がった後で、今の会話を反芻していた。
日本語で言うなら、「サラダの上にタンパク質を載せますか?」
こんなの、日本のレストランで言ったら絶対におかしいじゃない。
想像しただけで、笑いがこみ上げて来た。

けれど私は一人だし、一人で笑ってたらおかしいから、ぐっと笑いをかみ殺す。
けれど、笑いをかみ殺そうとすればするほど・・・日本のレストランで「タンパク質はいかがですか?」なんてセリフを聞いたと想像すればするほど、おかしくて、くすぐったくて・・・。サラダの上に、サプルメントのプロティンのパウダーがかかったりして・・・などと想像してたら、とうとう、一人で笑い出してしまった。

するとお隣のテーブルのおじさんが、「アー・ユー・オーケー?」
私を頭のオカシイ人と思ったか。

渡りに船と思って、
「だって、サラダを頼んだらウェイターがタンパク質は要りますかって聞くんだもん!」
「タンパク質?」
「そ、魚とかチキンとか」
「あ、そういうこと」
「だって、普通そう言う言い方する?」
「妙だよね」
「でしょ、それで、それを日本語で言ったらどうなるか想像したら・・・」
「妙ちくりんになるわけね」
「そうなの・・・わははは」
ってことで、私はちょっとすっきり。

しばらくして注文したサラダを持ってウェイターがやって来た。
隣のおじさんはすかさず、
「彼女、タンパク質足りないみたいよ」だって。
頭がオカシイ人にはタンパク質とでも言いたげに。

確かに「肉」と言う代わりに「プロティン」と言うことはあるけれど、レストランでこんな使い方されたのは初めてだもん。

ウェイターの方は、せっかくおしゃれなつもりで「プロティン」と言ったのに(と想像する)、揶揄されたものだから、ちょっとばかし機嫌が悪かったような・・・。

<後日談>
本日、あるレストランのメニューに、「お好みのプロティンを選択」とありました。
結構普通に使われている表現なのかも。

2012年1月14日土曜日

パソコン買いました

えっ、なんで!?
って、去年の初めにMacbook Airを買って、しかもそれが非常に気に入っていた私をご存知の方は思うでしょうね。私だって買わずに済むものなら済ませたかったのです。

が、長い話を、長く書くと(笑)、
去年は震災と津波の影響で日本からの翻訳の依頼はかなり減っておりました。それであまり翻訳をする機会はなかったのですが、秋頃からぼちぼちと復活。

日本からの翻訳依頼はパワーポイントの場合が多いのですが、ある時受けた翻訳でこんなことがありました。

翻訳後のパワーポイントのファイルを翻訳エージェントのデータベースにアップロードしていて気がついたのですが、ダウンロードした時にはさほど時間がかからなかったのが、アップロードが延々と終わらないのです。おかしいなと思って調べて見ると、なんと受けとったときよりファイルのサイズが2倍以上になっていたのです。

何故そうなったのかわからず、圧縮しようにも無理。エージェント側でも同じように圧縮を試みて下さいましたがダメでした。

唯一考えられるのは、Windows用のOfficeで作成されたファイルとMac用のOfficeで作成されたファイルの互換性に起因しているのだろうと言う事。この2つにはかなりのフォント差があるので(共通のフォントも一部ありますが)、それが原因ではないかと思いました。

その後にまた小さいファイルサイズのパワーポイントの依頼があり、元々が小さいから多少大きくなっても大丈夫だろうと思い、翻訳にとりかかりました。が、翻訳のページ数が進むに連れて、確実にファイルが大きくなって行くのです。5分の1くらい終えた段階で3倍になっていました。余りにファイルが大きくなるとお客様に迷惑がかかります。そこですぐにエージェントに連絡して、お断りせざるを得ませんでした。

その後、気がついたのですが、受けとったファイルをMacのOfficeで開いただけでファイルサイズが大きくなると言う事。実はこれはパワーポイントだけに限らず、エクセルでも同じでした。しかもエクセルの場合は、Windowsのエクセルで作成したファイルをMacのエクセルで開くと、勝手に一部の文字が太字になってしまうのです。どの文字が元々太字で、どれが勝手に太字になったものかもわからず、いちいち見比べて修正なんてやってられません。

この時に思い出したのが、以前あるメールを翻訳したときに、翻訳後のメールを受け取った方が「どうしてここは太文字なのですか?」と聞かれ見て見ると、勝手に一部が太文字になったりフォントが変わってたりしているのです。これはGmailのせいかもしれないのですが・・・。(ってことは今後はメールの翻訳もWindowsパソコンでしたほうがいいってことですね。)

ネットでこうした問題が議論されていないか探してみましたが、Office2010でのWindowsとMacの互換性が過去に比べて非常に良くなったと言う高い評価ばかりしか書かれていません。

そこでまずアップルストアへ行って問題を説明しましたが、「それはマイクロソフトのOfficeの問題だからマイクロソフトに相談してください」と言われてしまいました。納得はできませんでしたが、言語に関する問題はお店のテックの人に話しても仕方が無いとあきらめました。

その後アップルの技術サポートに電話で問い合わせましたが、やはり「マイクロソフトのOfficeの問題だ」とのこと。

但し、対応する方法はあって、ひとつはアップル製の無料ソフトであるBoot Campをダウンロードすること。Boot Campを使えばWindowsのソフトがMacで使用できるようになるそう。ただこの場合の難点は、Boot Campを使用している場合はWindowsのソフトしか利用できない。つまりMacとWindowsの間を行来きはできず、切替のためには再起動が必要なのです。

私はOffice以外はMacを使う事に何の問題もないわけですし、ネットでブラウズするとかメールをチェックするとかはMacのままで、OfficeだけをWindowsにしたいのですよね。

ならば新たにパソコンを買った方が早いんじゃないか・・・と悩んでおりました。古いDellのパソコンがあるのですが、最近はバッテリーに問題があって調子が悪いのです。時々起動時にアダプタに繋がれていないとかバッテリーがどうのこうのと変なメッセージが出るのですよね。ちゃんと電源には繋がれているので、無視してそのまま起動しているのですが。

オクラホマに遊びに行ったときも、まだパソコンを買うか買うまいか悩んでいて、家電ストアのBest Buyに行った時に薄くて軽いToshibaのPortegeを見て、よっぽど買ってしまおうかと思いつつも、踏ん切りがつかづにおりました。

アメリカのお母さんはコンピュータ時代の幕開けからMacユーザーだったのですが、一時期周りの人たちがみんなWindowsだったことで、様々な互換性の問題がありWindowsパソコンを買い替えました。その後iPhoneやiPadも購入し、去年の初めに再びMacに戻したそう。その時にWindowsで使っていた様々なソフトウェアを継続して使用するためにParallelというアプリケーションソフトを買ったそうです。彼女いはく、これはBoot Campのように再起動を必要とせず、そのままWindowsとMacの間を行ったり来たりできる、とのこと。

問題は・・・彼女もParallelを買ったはいいけど、最近はWindowsとMacの間の互換性の問題が殆どなくて一度も使用した事がない。使ってないからあげるよと言うのですが・・・。更にこのアプリケーションはMac純正ではない他社製。万が一コンピューターが不具合を起こしてもどこにも言って行くところがない・・・。

やっぱりあのToshiba Portegeを買いに行って、2011年の経費で落とすか・・・と考えていた矢先に風邪引いて寝込んでしまい、それはなりませんでした。

ノースカロライナに戻り、一時は古いDellのバッテリーを交換してしばらくはダマシダマシ使おうかと思ったのですが、「古いパソコンは通常はハードディスクも数年で交換が必要になるよ」と友人に言われ、くたびれる寸前のパソコンに、ハードディクス、バッテリー、Office2010の費用を注ぎ込むのはもったいないと結論付け、近くのBest Buyに車を走らせました。

あ、ちなみにマイクロソフトにも連絡を取ろうとしたのですが、どこをどう探してもカスタマーサポートの電話番号は無いし、FAQに答えながら、ようやくテックサポートへたどり着くと、最終的には有料の相談申し込みサイトとなり、アホらしくなって断念。何も結果が得られなかった場合にもお金を払わないといけないのだったら嫌だし、「お金返せ!」って訴訟を起こすのも面倒だし(笑)。

ところで近所のBest BuyではPortegeは店頭に置いておらず、「お店のパソコン使っていいですから勝手にネットで注文してください」と、一人放置され、自分で注文させられました・・・。こんなんだったら家から注文すりゃよかった。しかもオクラホマより50ドル高かった。あの時悩まずに買っておけばなぁ。

さて、パソコンが到着しました! Macbook Airよりはちょっと重い1.2キロ。この重さでDVDドライブも付いているっていいでしょ? Macbookは外付けだから。

但し、やはり改めて思うのはMacの起動の早さです。再起動でも、ものの数秒で立ち上がってしまうのに対して、Windowsを立ち上げるのには数分かかりますよね・・・。Macに慣れると、この1-2分が永遠の長さに思えます。(なんせイラチなもんで・・・。) 

Officeのソフトのダウンロードとインストレーションにも、ものすごく時間がかかりました。アップルストアでMac版をイントレーションしたときはあっと言う間だったのに。言語設定もあっという間だったのに、Windowsの場合は何かをダウンロードせねばならず、時間がかかりました。

Windows7も初めてなので、どういう風に勝手が違うのかわかりませんが、ぼちぼち解明して行く事にします。

けど、2つもコンピュータあってちょっともったいないですよね。
え、Macbook Airはもう要らないじゃないって?

いえ、イラチですから。

2012年1月9日月曜日

2012年の初ブログ

オクラホマでは大晦日から風邪を引いて具合が悪くなり、本当はその夜は田舎に住む従兄弟(ホープの兄弟)の家に行くはずだったのですが、残念ながらパス。そして三が日が終わるまでずっとソファーで寝起きしておりました。特に予定があったわけでもないので、風邪ひいてなくてもソファーでの寝起きは変わらなかったかもしれませんが(笑)。お陰で普段は見ないテレビのドラマや映画を見まくりました。何だか病気になりにオクラホマに行ったみたいです。

5日に再びダラスまで車で送ってもらい、そこから飛行機で帰って来ました。またしてもジョダはおりこうさんで、機内でうんともすんとも言いませんでした。ただ1度、飛行機が飛び立つ際の轟音にビビって、バッグの中でがさごそ動き回って震えていましたが、すぐに落ち着きました。

6日には娘どもが日本から戻り、一瞬この家はうるさくなりましたが、二人とも昨日めいめいの大学へ向けて帰って行き、再びこの家には平和が戻りました。

ところでオクラホマに行く前に電子レンジが壊れ、玄関の鍵が回りにくくなって、鍵穴に鍵を入れたら最後、全然抜けなくて困っていたのです。5分ぐらい奮闘してやっと抜けるありさま。

電子レンジの方はメーカーに電話して指定の修理屋さんにオクラホマから帰宅後に来てもらうように手配。鍵穴は、この家の保証係のパットおじさんに、どこに修理を依頼したら良いか電話で相談することに。保証はとっくに切れているから、もう関係ないのですが、我が家に男手がないのを知っていて「困った事があれば遠慮しないでいつでも電話しておいで」と言ってくれていたので、クリスマス明けに電話をしました。お休みだったようで、鍵のことと、ついでに電子レンジの事もメッセージを残しました。

すると翌日電話をくれました。
「電子レンジの修理を頼んだって?」
「そう、呼ぶだけで125ドル。でもブレーカーもチェックしなさいって言われたから見たけれどちゃんと入ってるし・・・。」
「わざわざ呼んで、コンセントが抜けてるだけだったらもったいなと思って慌てて電話したんだよ。コンセントは見てみた?」
「コンセント? へ、電子レンジのコンセントがあるの?」
「あるよ。レンジの上のキャビネットを開けてご覧。」
・・・開けると、しっかりコンセントがあり、私が先日大きなお鍋をそのキャビネットに移した際に、コンセントに当たって半分抜けかけておりました・・・。
「ほらね、この時期、普段は使わないキッチン用品をみんな出したり入れたりするから、そう言う事がよくあるんだよ。鍵の方はWD40(潤滑油)をさしたら問題なくなると思うよ。留守中にさしておいてあげる。」

と言うわけで、帰宅したら鍵は軽くクルクル回るようになっておりました。
無駄に125ドルを使わずに済んだし、本当にありがたいパットさんであります。
今度通りかかったら、上げようと思ってドイツのビールを買ってあるのですが、通りかかるのを待ってたらあげる前になくなってしまいそう・・・。後で「寄って」って電話しようっと。