2012年1月14日土曜日

パソコン買いました

えっ、なんで!?
って、去年の初めにMacbook Airを買って、しかもそれが非常に気に入っていた私をご存知の方は思うでしょうね。私だって買わずに済むものなら済ませたかったのです。

が、長い話を、長く書くと(笑)、
去年は震災と津波の影響で日本からの翻訳の依頼はかなり減っておりました。それであまり翻訳をする機会はなかったのですが、秋頃からぼちぼちと復活。

日本からの翻訳依頼はパワーポイントの場合が多いのですが、ある時受けた翻訳でこんなことがありました。

翻訳後のパワーポイントのファイルを翻訳エージェントのデータベースにアップロードしていて気がついたのですが、ダウンロードした時にはさほど時間がかからなかったのが、アップロードが延々と終わらないのです。おかしいなと思って調べて見ると、なんと受けとったときよりファイルのサイズが2倍以上になっていたのです。

何故そうなったのかわからず、圧縮しようにも無理。エージェント側でも同じように圧縮を試みて下さいましたがダメでした。

唯一考えられるのは、Windows用のOfficeで作成されたファイルとMac用のOfficeで作成されたファイルの互換性に起因しているのだろうと言う事。この2つにはかなりのフォント差があるので(共通のフォントも一部ありますが)、それが原因ではないかと思いました。

その後にまた小さいファイルサイズのパワーポイントの依頼があり、元々が小さいから多少大きくなっても大丈夫だろうと思い、翻訳にとりかかりました。が、翻訳のページ数が進むに連れて、確実にファイルが大きくなって行くのです。5分の1くらい終えた段階で3倍になっていました。余りにファイルが大きくなるとお客様に迷惑がかかります。そこですぐにエージェントに連絡して、お断りせざるを得ませんでした。

その後、気がついたのですが、受けとったファイルをMacのOfficeで開いただけでファイルサイズが大きくなると言う事。実はこれはパワーポイントだけに限らず、エクセルでも同じでした。しかもエクセルの場合は、Windowsのエクセルで作成したファイルをMacのエクセルで開くと、勝手に一部の文字が太字になってしまうのです。どの文字が元々太字で、どれが勝手に太字になったものかもわからず、いちいち見比べて修正なんてやってられません。

この時に思い出したのが、以前あるメールを翻訳したときに、翻訳後のメールを受け取った方が「どうしてここは太文字なのですか?」と聞かれ見て見ると、勝手に一部が太文字になったりフォントが変わってたりしているのです。これはGmailのせいかもしれないのですが・・・。(ってことは今後はメールの翻訳もWindowsパソコンでしたほうがいいってことですね。)

ネットでこうした問題が議論されていないか探してみましたが、Office2010でのWindowsとMacの互換性が過去に比べて非常に良くなったと言う高い評価ばかりしか書かれていません。

そこでまずアップルストアへ行って問題を説明しましたが、「それはマイクロソフトのOfficeの問題だからマイクロソフトに相談してください」と言われてしまいました。納得はできませんでしたが、言語に関する問題はお店のテックの人に話しても仕方が無いとあきらめました。

その後アップルの技術サポートに電話で問い合わせましたが、やはり「マイクロソフトのOfficeの問題だ」とのこと。

但し、対応する方法はあって、ひとつはアップル製の無料ソフトであるBoot Campをダウンロードすること。Boot Campを使えばWindowsのソフトがMacで使用できるようになるそう。ただこの場合の難点は、Boot Campを使用している場合はWindowsのソフトしか利用できない。つまりMacとWindowsの間を行来きはできず、切替のためには再起動が必要なのです。

私はOffice以外はMacを使う事に何の問題もないわけですし、ネットでブラウズするとかメールをチェックするとかはMacのままで、OfficeだけをWindowsにしたいのですよね。

ならば新たにパソコンを買った方が早いんじゃないか・・・と悩んでおりました。古いDellのパソコンがあるのですが、最近はバッテリーに問題があって調子が悪いのです。時々起動時にアダプタに繋がれていないとかバッテリーがどうのこうのと変なメッセージが出るのですよね。ちゃんと電源には繋がれているので、無視してそのまま起動しているのですが。

オクラホマに遊びに行ったときも、まだパソコンを買うか買うまいか悩んでいて、家電ストアのBest Buyに行った時に薄くて軽いToshibaのPortegeを見て、よっぽど買ってしまおうかと思いつつも、踏ん切りがつかづにおりました。

アメリカのお母さんはコンピュータ時代の幕開けからMacユーザーだったのですが、一時期周りの人たちがみんなWindowsだったことで、様々な互換性の問題がありWindowsパソコンを買い替えました。その後iPhoneやiPadも購入し、去年の初めに再びMacに戻したそう。その時にWindowsで使っていた様々なソフトウェアを継続して使用するためにParallelというアプリケーションソフトを買ったそうです。彼女いはく、これはBoot Campのように再起動を必要とせず、そのままWindowsとMacの間を行ったり来たりできる、とのこと。

問題は・・・彼女もParallelを買ったはいいけど、最近はWindowsとMacの間の互換性の問題が殆どなくて一度も使用した事がない。使ってないからあげるよと言うのですが・・・。更にこのアプリケーションはMac純正ではない他社製。万が一コンピューターが不具合を起こしてもどこにも言って行くところがない・・・。

やっぱりあのToshiba Portegeを買いに行って、2011年の経費で落とすか・・・と考えていた矢先に風邪引いて寝込んでしまい、それはなりませんでした。

ノースカロライナに戻り、一時は古いDellのバッテリーを交換してしばらくはダマシダマシ使おうかと思ったのですが、「古いパソコンは通常はハードディスクも数年で交換が必要になるよ」と友人に言われ、くたびれる寸前のパソコンに、ハードディクス、バッテリー、Office2010の費用を注ぎ込むのはもったいないと結論付け、近くのBest Buyに車を走らせました。

あ、ちなみにマイクロソフトにも連絡を取ろうとしたのですが、どこをどう探してもカスタマーサポートの電話番号は無いし、FAQに答えながら、ようやくテックサポートへたどり着くと、最終的には有料の相談申し込みサイトとなり、アホらしくなって断念。何も結果が得られなかった場合にもお金を払わないといけないのだったら嫌だし、「お金返せ!」って訴訟を起こすのも面倒だし(笑)。

ところで近所のBest BuyではPortegeは店頭に置いておらず、「お店のパソコン使っていいですから勝手にネットで注文してください」と、一人放置され、自分で注文させられました・・・。こんなんだったら家から注文すりゃよかった。しかもオクラホマより50ドル高かった。あの時悩まずに買っておけばなぁ。

さて、パソコンが到着しました! Macbook Airよりはちょっと重い1.2キロ。この重さでDVDドライブも付いているっていいでしょ? Macbookは外付けだから。

但し、やはり改めて思うのはMacの起動の早さです。再起動でも、ものの数秒で立ち上がってしまうのに対して、Windowsを立ち上げるのには数分かかりますよね・・・。Macに慣れると、この1-2分が永遠の長さに思えます。(なんせイラチなもんで・・・。) 

Officeのソフトのダウンロードとインストレーションにも、ものすごく時間がかかりました。アップルストアでMac版をイントレーションしたときはあっと言う間だったのに。言語設定もあっという間だったのに、Windowsの場合は何かをダウンロードせねばならず、時間がかかりました。

Windows7も初めてなので、どういう風に勝手が違うのかわかりませんが、ぼちぼち解明して行く事にします。

けど、2つもコンピュータあってちょっともったいないですよね。
え、Macbook Airはもう要らないじゃないって?

いえ、イラチですから。

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