2012年1月17日火曜日

たんぱく質!?

レストランに入って、ヤギのチーズとピカン(くるみに似たナッツ)とベリー(ブルーベリーとイチゴ)の入ったサラダを注文した。

ウェイターが、
「サラダの上には、プロティンは載せますか?」と尋ねて来る。
「・・・プロティン!?・・・」
「ええ、魚とかチキンとか・・・」
「あ、そう言う意味ね。いえ、結構です」

ウェイターが下がった後で、今の会話を反芻していた。
日本語で言うなら、「サラダの上にタンパク質を載せますか?」
こんなの、日本のレストランで言ったら絶対におかしいじゃない。
想像しただけで、笑いがこみ上げて来た。

けれど私は一人だし、一人で笑ってたらおかしいから、ぐっと笑いをかみ殺す。
けれど、笑いをかみ殺そうとすればするほど・・・日本のレストランで「タンパク質はいかがですか?」なんてセリフを聞いたと想像すればするほど、おかしくて、くすぐったくて・・・。サラダの上に、サプルメントのプロティンのパウダーがかかったりして・・・などと想像してたら、とうとう、一人で笑い出してしまった。

するとお隣のテーブルのおじさんが、「アー・ユー・オーケー?」
私を頭のオカシイ人と思ったか。

渡りに船と思って、
「だって、サラダを頼んだらウェイターがタンパク質は要りますかって聞くんだもん!」
「タンパク質?」
「そ、魚とかチキンとか」
「あ、そういうこと」
「だって、普通そう言う言い方する?」
「妙だよね」
「でしょ、それで、それを日本語で言ったらどうなるか想像したら・・・」
「妙ちくりんになるわけね」
「そうなの・・・わははは」
ってことで、私はちょっとすっきり。

しばらくして注文したサラダを持ってウェイターがやって来た。
隣のおじさんはすかさず、
「彼女、タンパク質足りないみたいよ」だって。
頭がオカシイ人にはタンパク質とでも言いたげに。

確かに「肉」と言う代わりに「プロティン」と言うことはあるけれど、レストランでこんな使い方されたのは初めてだもん。

ウェイターの方は、せっかくおしゃれなつもりで「プロティン」と言ったのに(と想像する)、揶揄されたものだから、ちょっとばかし機嫌が悪かったような・・・。

<後日談>
本日、あるレストランのメニューに、「お好みのプロティンを選択」とありました。
結構普通に使われている表現なのかも。

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