3末にメキシコで開かれる友人のご主人の90歳のお誕生会に招待されていおり、先日何を着ようか考えていました。メキシコは暑いし、今は冬物しか売ってないし、買うなら南国に来ている今だと思い、昨日は車で1時間半のアウトレットまで足を伸ばしました。
流行しているもののあまり知らないし、高級ブランドだし、グリニッチ通りにあった小売店にも足を踏み入れたことはなかったのですが、昨日はふらりとTory Burchの店を覗いてみました。ミーハーだからあのロゴを付けた靴は確かに可愛いなと思ってはいたのですよね。
見るとサンダルが、小売価格265ドルのものが99ドル。でも茶色しかありません。黒はもうないそう。じゃ茶色で私のサイズを尋ねたら、お店の奥から戻って来た売り子さんが、「丁度一足だけ黒がありました。しかもあなたのサイズ。」「値段は?」と尋ねると、茶色いサンダルの裏側のラベルを見て、「99ドルです。」
ビーチサンダルもセールをしていたので、一緒に購入。
レジでクレジットカードにサインをする時に、ちょっと高いなと思ったものの、すぐに算数が出来ない脳みそだから、税金を加えるとそのくらいになるのかなぁ・・・と深くも考えずにそのままサイン。
帰ってからレシートを見ると、99ドルのはずのサンダルは185ドルとなっているじゃないですか! 早速お店に電話をしました。
どうやら茶色は99ドルでも、売れ筋の黒は違う値段だったようです。
これまでの経験から言うと、店の手違いで誤った値段が掲示されていた場合は、消費者にはその値段のままで販売することをポリシーとしている店が多いです。実際何度もそうしたことがありました。唯一違ったのは、ラックごと間違った値段を掲示していたにも関わらず、頑としてその値段で売ってくれなかったグリニッチ通りのJ.Crewだけ(むっとしたので良く覚えてます)。
高級店ほどせこい? それともお金持ちのお客が多いから、逆にお客の方が私みたいにせこくないのか・・・?
で、このTory Burchも、私に対応した売り子さんが「申し訳ないが返品に応じるので持って来てください」と言う。そこでマネージャーに代わってもらいましたが、彼も同じく「返金するので、返送してください。」 「じゃあ、送料はそちらで負担してもらえますよね?」と聞くと、「それはできません。」
「それはないでしょ。2時間弱かかるから、返品しに行くのは遠いし」と言うと、「どこですか? それなら私が取りに伺います」だって。
と言うことで、今夜か明日の夜、マネージャー自らホテルまで取りに来るらしいです。
私だったら、たかだか85ドルの損のために、マネージャー自らが往復3時間もかけるくらいなら、99ドルで売っちゃいますけどね。しかも売れ筋の黒とは言え、私のはサイズ5という一番小さいサイズで、売れにくいとは思うんですけど。
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