2013年2月15日金曜日

iPhone 5

年末にiPhoneを買い替えた。

別にこれまでの4Sでも全く問題はなかったのだが、シナコが随分前にiPhoneを紛失し、しばらくは安い携帯を自分で買って使っていた。夏休みにキニコがアメリカに戻り、キニコはアップグレード時期に来てたので、一部機能が壊れていた3Sから4Sに自分で買い替えた。不要になった3Sをシナコにあげた。

日本のシステムは知らないけれど、アメリカのiPhoneは2年契約で、2年未満で本体を買い替える場合は定価になる。最新機種だと700ドルは下らない。古い機種だと100〜200ドルくらいかな。

2年の契約期間が過ぎれば、アップグレード(最新機種への買い替え)は容量によるが、たいていは200ドルから300ドル。

11月にシナコの紛失したiPhoneも当初の契約から2年が過ぎ、アップグレード時期が来た。けれどお金のないシナコは買い替える気はない模様。

シナコとキニコの携帯は私の家族契約。家族内ではアップグレードの権利は互いに譲渡可能。

シナコの携帯が壊れているのは知っていたから、お金がないんだったら、私がシナコの権利を使ってアップグレードして、シナコに私が使っていた4Sをあげることにした。私の携帯の費用は経費だし、年内に買えば2012年度の経費になるし。


そんな訳で最新の5Sになった。機能的には前と殆ど変わらない(と思う。使いこなしてないけど。)

唯一嬉しいのは薄くなって軽くなったことかな。

ただ。。。電話の音が小さくて、聞こえにくくなった。滅多に電話はかかって来ないものの、かかって来る度に、以前と比べてすごく聞きづらくなったように思った。

音量を最大にしても全然聞き取れなくて、スピーカーフォンにすればかなりの音にはなるのだけれど、そうすると私の声が割れるみたい。

かかって来る電話は全部英語だから、私の英語の聞き取り能力が低下したんじゃないかと、がっくりした。

電話を買って3週間ほどしたある日、出張先で待ち合わせていた日本人のお客さんから電話があった。

すると、その人の言ってることも全然聞き取れないの! スピーカーフォンにしないと向こうの言ってることは全然聞き取れなかった。

そこで確信した。これは私の聞き取り能力云々の問題じゃなくて、本当にこの電話が不良品なのだ、と。

早速、クレームして交換してもらおうと思い立った。

ただ、今回私が購入したのは電話会社のAT&Tからで、アップルストアで買ったわけじゃない。

理由は、アップルストアにはアップルケアと言う保険みたいなものがある。2年間で100ドル。これを付けると本体を自分の落ち度で壊した場合でも故意でない限りは無償で交換してくれる。但し紛失や窃盗は除外。

対してAT&Tには月額5ドルの保険があり、1回につき100ドルの免責はあるものの、破損のみならず紛失/窃盗も含まれている。

シナコにあげた4Sではアップルケアに入っていた。このときはAT&Tで買えば保険というオプションがあることを知らなかったのだ。アップルケアは本体に付随するものだから、そのままシナコへ譲渡。私の場合、壊すよりも紛失する可能性の方がずっと高いので、今回はAT&Tで購入したのだ。

で、本体の不良の場合は、AT&Tとアップルの果たしてどっちへ言っていけばいいのか?

取りあえず先にAT&Tに電話してみることにした。

「先日そちらでiPhone5を購入したんですけれど、非常に聞こえづらくて、壊れていると思うんですが、そちらへ持って行けばいいんですか、それともアップルストア?」

「聞こえづらいんですね。実はよくあるんですけれど、もしかして購入された時の本体の保護シールを貼ったままにされてませんか?」

「。。。。してます。。。。」

言われて、保護シールをめくると、

「あ、聞こえます!」 
途端に嘘のように普通に聞こえるようになった!


という、けちくさい話でした。

けど、この保護シール、4Sの時だってボタンの部分のシールを切り取っただけで、貼ったまま(シナコにもそのままあげた)にしてたけれど、音量には問題なかった。

どうやら4Sと5とでは、音を出すシステムが違うみたい。


しかたなしにアップルストアへ保護フィルムを買いに走った。たかだか保護フィルムごときに20ドルも払った。


iPhoneの周辺アクセサリーって、ほんとええ商売してるわ。

2013年2月14日木曜日

怖い話

「ちょっと、わたしより先に惚けるなんて、やめといてよ」

と、母によく言われるのだが。勿論、意図的に先に惚けたろなんて思わないけど、あり得る話かも。

今朝、コーヒーを入れた。

KEURIGと言って、1回分のコーヒーが小さな使い捨ての容器に入っていて、それをとマシンにセットするのだが、このマシンは貯水タンクを空にしても、必ず少量の水がマシンの中に残ってしまう。私は出張が多いので、帰って来たら何度もコーヒー無しで沸かして中を掃除する。毎朝コーヒーを入れるときも、必ず2回はお湯だけを通し、3回目でコーヒーを入れる。

今朝もそうした。

で、2回目のお湯を流しに捨てた途端、あっと声を上げた。
流したのは透明の湯ではなく、茶色いコーヒーだった。

え、2回目じゃなかった? コーヒーをセットしてたんだっけ?

記憶にない。

もちろん、これだけじゃ惚けたんじゃなくて、単なるド忘れとも言えるでしょう。

でも、ド忘れが度重なると恐ろしい。

前にも書いたが、シャワーに入りながら、髪をシャンプーしたか、コンディショナーを付けたかどうか思い出せないことがよくある。コンディショナーの場合は、触るとちょっと滑らかな感触があるから、なんとなく使ったかどうか判断できるものの、シャンプーの場合はどっちかわからない。再びシャンプーしてみて、妙に泡立ちが良いと。。。あらら、既に洗ってたか、となるのである。

これしきは大したことないとも言える。でもまだある。

先日、仕事で一緒だった人たちに、面白いからウケるだろうと、このブログでも書いたフォーチュンクッキーの話をしようと思った。

ところが、途中まで話して、落ちであるところの、おみくじに書いてあった文面(「まずは春巻きから始めましょう」ってヤツ)が、思い出せない。

あーん、せっかく面白い話だったのに、落ちが思い出せなかったらお話にならないやん。その人達にも、「話すときは、先にちゃんと落ちを思い出してから話してくださいね」と言われた。(情けないけど、別の形で笑いを取ったから、まあ良しとするという考え方もあるけど、そう言う問題じゃないのだ。)

肝心のところは忘れていたのに、面白かったことだけは覚えていて、話しながらも自分の心の中が可笑しくてくすぐったい気持ちはあったのに。。。

そう言えば高齢者のホームでケアマネをしている姉が言っていた。
認知症の人は、「何があったかは記憶に残らなくても、その時の感情だけは記憶に残るのよね。」
だから、嬉しいこと、楽しいことを体験させてあげると、その嬉しい気持ちだけがいつまでも残って良いそうだ。

私の場合も、可笑しい気持ちだけは残ってたんだけど。。。

まぁ、そう言うこともたまにはあろうかとおっしゃるかもしれない。
でも話はこれでも終わらないの。

また別のお仕事で、あるアメリカ人の女性がニューオーリンズ出身だと言った。
一緒にいた別の人が、
「わぁ、今年はスーパーボウルがあるから、盛り上がってるでしょうね」と言った。

10年ほど前にニューオーリンズへ家族旅行したことがあり、クレオールやケイジャン料理を食べて、とっても楽しかったことを思い出した。そこで、その時のニューオーリンズの景色を思い出しながら、もう一度行って見たいと言おうと思って口を開いた。

「10年ほど前に家族で。。。」

ここで止まってしまった。
たった今聞いた「ニューオーリンズ」の地名が出て来ないのだ。
脳裏には確かにニューオーリンズの情景が浮かんでいて、どこの話をしているのは分かっているのに、たった5秒前に聞いたニューオーリンズという地名が出て来ないのである。

そこで、
「。。。えっと、どちらのご出身でしたっけ?」

今となっては笑い話のようでもあるけれど、その時は本当に焦ったし、その人達も驚いて私の顔を覗き込んでいた。。。

自分でもめっちゃ怖くなった。

やっぱり若年性アルツハイマーかなぁ。

2013年2月11日月曜日

ダーラムは暖かいよ〜

ニューヨークは2泊3日だけだったので、吹雪が来る前に脱出できてラッキー。
今は暖かいNCに戻っております。

ほんと、東京と緯度もさほど変わらないと言うのに(どちらも35度)、どうしてこんなに気候が違うんでしょうね〜。ちなみに今日のダーラムは特に暖かくて、予報は19度。犬の散歩が楽で、とっても助かります。

家に帰って、チカエとマビオさんが避寒に行っているメキシコに遊びに行こうかと、マイレージで取れるチケットを調べたら、丁度良いのが翌日出発であったので、シナコに電話して、「引続き、もうちょっとジョダを預かってくれない?」と尋ねたら、仕事ではないと知って「だめ!すぐに迎えに来て!」

ちぇ。。。でもまた今月末から長期の仕事が入ってるし、素直に諦めました。

メキシコまでは行かないけど、今年のNCは暖かくて過ごし易いから、まぁいいか。

2013年2月6日水曜日

ニューヨーク

久々にマンハッタンに来ております。

今朝、歩道を歩いておりますと、左足がつるりと滑り、もしや犬のう○こを踏んだのかな。。。と足の裏をチェックしようと持ち上げた途端、右足が滑って、思いっきり尻餅をつきました。歩道が凍ってつるつるだったのです。

普通は歩道の前の店や持ち主が塩をまいたりして、滑るようなことがないようにするのですが、たまたまそこは空いていて「テナント募集」の張り紙がありました。

今もまだ歩くとお尻が痛いです。青あざになってるのでは。お尻が青くなって若者になるんだったらいいんですけど、骨粗鬆症でひびでも入ってたらしゃれにもなりません。。。(笑)

さてさて久々のマンハッタンは嬉しくて、昨日の朝はイーストビレッジの「パン屋」に出かけ、日本の調理パンとカフェラッテの朝ご飯。

その後、日本の美容室へ行って髪を切りました。去年の夏に日本で美容院に行って以来のざんばら頭でしたから、ずいぶんとすっきり、可愛く(自画自賛)なりました。

お昼は一風堂のラーメン。すっごく楽しみにしてたのに、食べてみると。。。何か記憶と違う味。しばらくして隣のアメリカ人が食べてるのを覗き込み、あ、そっちだった! 白丸だと思い込んでいたのは赤丸の間違いで。。。超残念。

私はさほどラーメン好きじゃないですが、ここのラーメンはあっさりしてて、麺がぬるぬるしてなくて好きなんですよね。でも白丸はちょっと物足りなかった。

夜は友人と落ち合い、新しく出来た日本食レストラン「大戸屋」へ。ほっけ定食、おいしかった〜。

。。。卑しく食べてばっかりですが、ノースカロライナの田舎ではこうした普通の日本食が食べられないんですよね〜。

では今からミッドタウンのブックオフをのぞきに行きます。

ひたすら日本を求めるマンハッタンの一日であります。

(本当は仕事で来たんですけど、今日の仕事はなんと40分で終わってしまいました。。。)