2012年12月24日月曜日

イヴの夜に一人寂しく。。。

クリスマスイブに一人でパソコンに向ってブログを書いてるなんて、なんとわびしい。
なーんて全然思ってなくて、やせ我慢でも負け惜しみでもなく、結構快感。

今日帰宅と思っていたシナコとやっと連絡がついたかと思いきや「帰宅は明日です。」
しかも、「どうやって空港から帰宅するの?」の質問に、
「ママ、迎えに来てくれる?」

私が連絡取らなかったらどうするつもりだったんや? 迎えに来て欲しかったら、普通事前にお願いするでしょ?

けれどシナコに普通が通用するはずもなく、私もようやく達観したのか悟りが開けたのか、別段腹が立つでもなく、あきれるでもなく、極自然な会話のように、「何時に到着?」と聞いてしまっておりました。

てなわけで、一人優雅に赤ワインを飲みながら執筆活動中。

そうそう、しばらく控えていたお酒も公明正大、正々堂々と飲めるようになったのですよね。
いえ、別段禁酒してたわけじゃなかったのですが、8月の健康診断の結果、γGPTが高かったために「アルコール性肝炎などの可能性あり」とされていて、まさかとは思いながらも、元来小心者ですから、びくびくしながらお酒を飲み続けていたわけであります。(びくびくするくらいやったら、やめんかい!と言うヤジは聞こえないことにする。)

で、11月の末にようやく「主治医」なるものを設置するためにも(アメリカって主治医がいないことには、何かの病気をしたときに、直接専門医にはかかれないのです)、アポを取って新設の「主治医」に会いに行き、その時に血液検査もしてもらったのです。

主治医いはく、「肝炎ってことはないでしょう。もしそうだったとしたら、γGTPだけじゃなく、他の数値もみんな悪いはずですから。でもどうしてもって言うなら、一応血液検査しますか?」 こんな乗りでした。

彼の言うことはまったく一理あるのですよね。だって他はみんな健康的な数字で、これだけ悪いってどうよ。健康診断は日本滞在の最終日に受けたのですが、その日まで毎日飲み歩いてたんですから。。。

けれど健康診断の結果の所見として、「2−3ヶ月後に再診をお勧めする」って書いてあったから、一人密かに心配してたんですよね。肝炎になって、腹水が溜まって死ぬんじゃないかって。

で、しばらく品行方正にしていた後に受けた血液検査の結果は、「正常。」
ってなわけで、晴れて再びお酒が好きなだけ?飲める身分になったわけであります。

今夜はイヴ。一人でワイン。いい感じでしょ?

私はそもそもフルボディの赤が好きで、一時期そればっかり飲んでたのですが、このところ軽い白の方が飲み易くて白ばかり。でも急に赤が飲みたくなり、今日は昔よく飲んでいたBOGLEのPetite Sirahを買って来ました。やっぱりおいしい。高級なワインじゃないですが、お手頃な値段でお勧めです。

健康の話をすれば、実は11月の感謝祭の直前に、例の「良性発作性頭位めまい」が再発。

朝方目が覚めて寝返りを打った途端、天井がグルグル回るめまいが。頭を動かす度にグルグル。めまいが治まった後には猛烈な嘔吐感。

このめまい。頭を真っすぐ垂直にしている限りは動き回っても全然平気なのですが、ちょっと下向いたり、首を傾げたりすると、ぐわん!って感じで回り始めるのです。そうなると立ってられない。

その日は出張先からの帰宅日だったのですが、ホテルから空港に向う間の車では、頭は真っすぐに垂直だから大丈夫だったのです。するとすっかりめまいのことも忘れてしまい、空港のセキュリティーでブーツを脱ごうと思って、ジッパーに手をかけた途端、グワン!とやって来て、近くにあったテーブルに手をつかないとぶっ倒れてしまいそうでした。

その後は気持ちが悪くなってしまい。。。
予定より早く帰宅することになってしまったのですが、感謝祭前で他のフライトは一杯で予約変更はできず。空港で半日以上待たなければいけなかったのですが、この体調でゲート前のプラスチックの椅子で何時間も過ごすのは無理と、ファーストやビジネスクラスの人が利用できるラウンジに、お金を払って入りました。

大した食べ物はありませんでしたが、無料のWiFiはあるし、アルコールは飲み放題。普段だったら25ドル分の元を取るつもりで片っ端から飲んだのでしょうが。。。体調が悪過ぎてお酒を飲む気にはならず。ただ良かったのが、コの字型をした一人掛けのソファーがあり、コの字の部分がすごく高くて、座ってる人の様子が回りから見られない配慮になってるんですよ。ここで大口開けて居眠りしようが、よだれ垂らそうがが、プラバシーが守られるってこと。

ですから、私はコの字の側面に頭をもたせかけ、頭部を垂直にしたまま、昼寝をすることができたのです。

そんなこんなで、無事に帰宅したんですけれど、やはりちょっと頭を傾けると天井がグルグルして気持ちが悪くなり、お腹は空くけれど、食欲はなく、起きているのもかったるくてベッドで臥せって2、3日を過ごしたのでした。(この間、シナコも感謝祭で帰宅してましたが、病身の母を慮るでもなく、結局私が起きてご飯を作らなくちゃならず、シナコはパンプキンパイだのパンプキンチーズケーキだのを焼いて、それを持ってそそくさとアパートへ帰って行きましたとさ。。。)

で、ある朝起きて鏡に映った自分の姿を見て、ラオスの農民か!と思いました。
(別段、ラオスの人に対して差別意識があるわけじゃないので、あしからず。だって、ほら、栄養不足のアジアの農民の人って、日に焼けてシミだらけで、痩せこけて青黒いじゃないですか。いえ、別段体調不良で私がシミだらけになった訳でもないんですが。)

で、こりゃいかんと思ったのです。

その後、近所の自然食スーパーに行った時のこと。ここは少量で珍しい物をたくさん売っているので、気に入ってよく買い物に行きます。この日もふと見た棚に「マカパウダー」なるものがあるのが目に留まりました。

マカと言えば、かなりの昔に夫が南米土産に「精力増進剤」のサプリメントをもらって来たことを思い出しました。だけど自然食スーパーに置いてある物が単なる男性用の精力増進剤とも思えず、手に取って見ると「スタミナの元、元気がでる、その昔インカ民族は戦闘の前にマカを摂取した」とあるじゃないですか。男性も元気が出るなら、女性にだって同じはず。めまいは良くならないし、かなり憔悴し切っていたので、藁をもつかむ思いで、取りあえず試してみようと、マカパウダーを購入。

その日からは、マンゴジュースにシリアルにヨーグルトなどにマカを混ぜて摂取。少し粘性があることからシチューやスープに混ぜても行けるんじゃないかと、とにかく混ぜられそうな物には何でも混ぜて取っていたんですよね。臭いと言うほど匂わないのですが、独特の香りがあることは確かで、なるべく香りの強い物に混ぜてみました。何となく懐かしい香りがするような気もしたのですが、ある日お味噌汁に混ぜてみて気がつきました。

我が実家では、お正月の三が日のお雑煮は日替わりで、元旦が父の出身地山口県の萩風、2日が大阪風、3日が曾祖母の出身地だった京都風と決まっていたのです。萩のお雑煮にはカブが入っていたのですが、まさにそのお雑煮の香りだったんですよ。マカは根菜で形もカブに似ています(人参の仲間とされてますけど。)

話が紆余曲折しますが、早い話、マカを摂取し始めてから妙に元気なのです。ものぐさな私が、「次は何をしようか?」と思うくらい次々と用事が捗るのです。しかもめちゃくちゃ寒がりの私があまり寒くない。(ま、今年は暖冬ってこともあるのでしょうが。。。) めまいも3日もしないうちに嘘のように消えてしまいました。(ちゃんと首ふり体操もしてたし、これはマカのせいばかりじゃないかもしれませんが。)

それでネットで調べてみたら、マカには冷え性改善の効果もあるし、気分を高揚させることから鬱病の薬としても使われてるとのこと。ちなみに更年期にも効くらしいです。

私のめまいを「更年期のせいじゃないか?」と言った心ない?友人がいたのですが、確かに良性発作性頭位めまいは耳石なるものが本来ある場所からこぼれ落ちてバランス感覚を狂わせるらしいのですが、その耳石が炭酸カルシウムから出来ているため、「更年期のカルシウム不足により耳石が落ちやすくなる」と言う話もあるそうで。。。

私自身、若い身空で断固として更年期を受け入れる気がないので、上記の説は却下してますが。ちなみに新しい主治医の先生も、「そりゃ関係ないです。このめまいは耳鼻科系の病気」と一笑に付ししてくれたので、私はこの先生のファンになりました。あはは。

えっと、何の話でしたっけ。あ、そうそう、マカでした。

そうなんです、もう何事もマカにおマカせ。ほんマカ!?と半信半疑の人も、是非ともマカをお試しください。(と、我ながらしょうもない駄洒落。)

気分の高揚に関しては、別の友人は「マカが気分を高揚させてくれるんじゃなくて、体が元気になるから気持ちも高揚するんじゃないの」と。確かにその通りなのかもしれません。その方が尚良いでしょ?

ご参考までに、私が摂取しているマカってこれです。
http://navitasnaturals.com/product/457/Maca-Powder.html
http://www.sunfood.com/food/maca/maca-8-oz-organic-raw-sunfood.html

是非お試しあれ。

すっかりインカの回し者になっているんですけど、ペルー政府から国際親善大使か名誉大使に任命される日も間近かもしれません。

6 件のコメント:

  1. もう私は10年くらいこれと付き合っているけれど、大体今の時期、くらくらしています。
    今の時期だけ、という意味じゃなくて、今の時期は起こりやすい。忙しいからなのか?不安なのか?寒いから?? 耳鼻科の疾病だとは分かってるんだけど、なんか関係あるのかな~?

    マカ、私も試してみる~。



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  2. 「もう10年くらいこれと付き合ってる」とだけ読んで、10年くらいわびしいイヴと付き合ってるのかと思った。あはは。
    季節的に怒り易い時期があるのかな? 私は今回が2度目だったのだけれど。。。もしかして何度も繰り返すのかなぁ。それは嫌だよね。軽いやつだと上手に付き合って行けるけれど(ベッドで横にならない限り大丈夫だから)、今回のみたいなヤツは、気分が悪くなってから立ち直るまでが大変だった。ありがたいのはいつも「オフ」の時になること。気が緩むから? 前回は2ヶ月くらいふらふらして、でもお医者さんに首振り体操教えてもらってからは3日ほどで治ったの。今回も数日だったよ。

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  3. あはは。クリスマス一人ぼっちを「クリぼっち」って言うらしいよ、いまどきの若者は。

    残念ながらめまいは繰り返します(涙)。突然やってくるので、対処のしようがないねー。
    エプリー法とかいうのをやったら早く治るらしいけど、首ふり体操と同じかな?

    トイレのためや靴を履くために不用意に下向くとそのままよろけるね・・・
    日本のトイレは狭いから壁に支えられるんだけど(笑)

    お互い、変なところでよろけないよう気を付けましょう(^^;。

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  4. クリぼっちって言うんか。うちの姪が「メリー寂します」って言うて笑ったんやけど。
    首ふり体操はエプリー法とはちょっとだけ違うねん。あれは確かベッドから首を落として、どっちかに首を振るだか首を振り上げるだかだよね? お医者さんに診てもらった時に「あなたの石は三半規管のどこどこ(やったかどうかも覚えてない)にあるので、エプリー法はXXの場所には効くけど、そっちじゃないので。。」って説明で、単にベッドで仰向けにねて、首をさっと90度めまいのする方向へ振る。つまり右に振る、あるいは左に振る。この「めまいのする方向」の意味がいまになってよくわかってなくてさ、回転方向へ振るのか、振ったらめまいが起きる方向なのか。。。多分後者と思うねん。どちらかのほうが、かなりきついのがやってくる。ちょっとめまいを我慢して、それを繰り返すだけ。先生には「朝晩やりなさい」って言われたけど、朝やって気分が悪くて何も出来ないようなら夜だけでもって。試してご覧。3日くらいで良くなって、1週間で消えるかもよ。(長くかかる人もいるとは言ってたけど。)

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  5. 右に振る、左に振るって書いたけど、振るように右にさっと頭を向ける、左にさっと頭を向ける、だけです。

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