ノースカロライナにいたのはわずか1日半でしたが、その間に大急ぎの大忙しで、家具以外のほぼ一切の私物が外に出ていない状態にするために、家の中を徹底的に片付けました。というのも日本に発つ前に不動産会社と契約して家を売り出すことにしたからです。そうすれば少しでも早く買い手がつく可能性がありますし、早く売れればその分ローンの支払いは減り、また日本にいる間はいつ誰が家を見に来ても常に片付いた状態を保つことができます。
ということで完璧(?)に片付いた我が家をご覧あれ。
12月15日の昼過ぎに不動産屋さんに来てもらい、契約書を交わし、インターネット掲載用に写真を撮ってもらいました。仲介手数料は5%哉。高いね〜。6ヶ月間の契約です。翌日にはすでにネット上に売り家として出ていました。
これまでに二度の訪問者がありましたが(同じ人かも)、非常に興味を持っているとは聞いていますが、さてどうなりますでしょう。
一方でオハイオの家の方は、冷暖房の交換工事と、同時にキッチンのコンロを今の電気コンロからゆくゆくはガスコンロに切り替えるためのガスの配管、同じくキッチンの換気扇を外に排気するための工事(驚くなかれアメリカの大半の家のキッチンの換気扇は家の中に排気循環するのであります)、エアコンの配管の掃除、サンルームの薪ストーブの撤去などなどの工事が、チャコおよびメヒコの監督および協力のもとに無事に終了いたしました。考えてみたら、家は買ったものの、私はあの家を最初に一回見たっきりなのです。それも我ながら驚きます。でも様子は二人が逐一写真入りで報告して来てくれます。こんな二人の近くに引っ越せるとはなんと心強い!
ということで私は現在日本の実家に帰っております。ハワイに住む長女のキニコも私に遅れること2日の12月19日にやってきました。ニューヨークに住む次女のシナコは昨日到着。それぞれ1月8日と7日まで滞在します。3人が一堂に会するのは、最後がいつだったか覚えてませんが3年ぶりくらいでしょうか。二人は今朝から2日間、パパに会うべく新幹線で東京へ。今回はパパの家ではなく幕張のホテルに泊まるというので、どうしてと尋ねたら、「パパに連絡したら『この際だから話しておくけど結婚した』」とのこと。いつ再婚したのか、相手が誰なのかよく知りませんが。もう若くはないので誰かこれから先、面倒を見てくれる人ができたといのは良かったと思います。が、先を越されたのがちっと悔しいかな。
さて今日は帰国して初めて友人に会ってきました。一緒に天ぷら屋さんでランチをしたのですが、友人のご主人が10日ほど前に膵臓癌と診断されたとのこと。まだどのステージか明確には聞かされていないけれど、手術はできないので抗がん剤治療を1月から開始すると聞きました。同じくこの友人と共にいつも会う仲間の弟さんが亡くなられたとも聞きました。
ここ数年は一時帰国で友人知人に会うたびに、親の病気、介護、あるいは亡くなったという話を耳にし、またその頻度が年々増えていました。もちろん我が両親も例外ではありません。それがここに来て親に何かがあるのは当たり前。これに自身にまつわることが加わり始めたという印象です。
男とお金はなくとも(笑)、健康とさえあれば希望はあるので、来年もこれを信じて頑張りたいと思います。
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