今日、読書リストをアップデートしようと開いてみて、去年の8月から更新せず放っぽり出していたことに気づきました。ごめんなさい。
Facebookを始めてからと言うもの、何かエピソードがあった時にそちらに書いてしまうと、改めて同じことをブログに書くにはもう興奮も醒めており、書かず仕舞いでここまで来てしまいました。
またFacebookに飽きたらこちらに戻って来るかもしれませんが、当面はお休みということにいたします。
少しだけ近況を書きますと、ブログのメインキャラクターとも言えたジョダですが、1月に突然死んでしまいました。アレルギーによるショック死です。そう、アナフィラキシー。犬にもあるとは知りませんでした。
私は例によって例のごとく出稼ぎにでており、このときはジョダをシナコのアパートに預けていました。シナコが面倒をみるのではなく、ルームメイトのリアにアルバイト料を払って、ジョダはリアの部屋で寝起きしていいました。
ある日の朝、シナコは既に早朝からコーヒーショップのアルバイトに出かけており、リアもアルバイトに出掛けるべく、支度を始める前にジョダをアパートの庭に5分ほど出したそうです。その後リアは洗面所かどこかにいたのでしょう。30分ほどでベッドルームに戻ると、何か臭う。見るとジョダがベッドにウンチをしていて、口から泡を吹いて引きつけを起こし、息も絶え絶えになっていたそう。慌ててシナコに電話を入れ、ホテルにいた私にシナコからジョダが死にそうだと泣きながら電話がありました。
すぐにシナコに獣医に連れて行ってと頼んだのですが、「バイトは今私一人だからお店を出られない。。。」と。じゃあリアに連れて行ってもらうようにお願いして電話を切りました。日曜日だったので救急の獣医しか開いていません。ネットで住所を調べ、リアの携帯に送りましたが、あいにく2人が住む町には救急医はおらず、40分離れた隣町にしかありません。
しばらくしてからリアから電話。「ジョダがもう冷たくなってしまったから、連れて行ってもダメだと思う、引き返すね」と。
その後リアはアルバイトに行き、暖房の効いた部屋にジョダを置いておくのはどうかと思ったのか、ビニールに入れて冷凍庫に入れたそう。。。
アレルギーに依るショック死という診断を獣医さんに下されたわけではないのですが、状況がネットで調べた症状と酷似していました。
<急性アナフィラキシー>
抗原が侵入して数分~30分以内に起こる反応です。ショックと呼ばれる大変危険な状態を示します。
肝臓や腸で血管から血液が漏れ出て、急激に血圧が下がります。最初に興奮が見られ、よだれを出し、嘔吐、脱糞、放尿と続きます。ここで対処が遅れると虚脱、呼吸の低下、痙攣、昏睡へ進行し、死亡する可能性もあります。
何と接触したのかわかりませんが、はたまた、いやし犬だったので何かを拾い食いしたのかもしれません。元々アレルギー体質で、これまでもしばしばトラブルはあったのです。
ジョダが死んだ直後は本当にショックでした。ここ数年はジョダを預けてばかりいたので、かなり罪悪感も感じました。いつか埋め合わせをしてやろうと思っていたのに、そのチャンスもないまま逝っちゃうなんて。
ドアを開けてももうジョダは玄関まで来てくれません。直後は、ふとした瞬間にジョダを探したりしましたが、徐々に不在にも慣れてきました。ジョダがいなくなって散歩に行く必要がなくなり、運動不足にもなっています。
ジョダには寂しい思いをたくさんさせたけれど、可愛がっていたことは分かってくれてたんじゃないかな。今度は私が寂しい思いをする番です。
けれど正直言って、出張や旅行の度にジョダの行き先の心配をしないで良くなり、とても気が楽になりました。お金もかかりません。
家の中でジョダと言う犬を飼うまでは猫派だったんですけれど、やはり犬は可愛いかったです。いつか仕事や旅行で家を頻繁に空けずに済むようになったら、また犬を飼いたいと思います。
そんな日はしばらく来なさそうですが。